CRI ADX  Last Updated: 2026-05-28 14:38 p
CRI ADXマニュアル (PC)

本製品の商用版と無償版の違いについて

無償版 CRI ADX (LE) SDKは、商用版 CRI ADX SDK とほぼ同等の機能を利用することができます。
本マニュアルの記述内容の大部分は、無償版 SDK の使用に際しても適用できます。ただし下記の点に注意してください。
  • 商用版 SDK で再生する ADX データは、 商用版 CRI Atom Tools を使用してビルドする必要があります
  • 本マニュアルは無償版製品では使用できない機能の説明も含みます。

ADX SDK 最近のトピックス

インゲームプレビュー改修

従来、インゲームプレビューを行うためにはインゲームプレビューバイナリーという専用のバイナリファイル(ACB等)が必要でした。
今回のバージョンからこの仕様が削除され、通常のバイナリファイルを使用してインゲームプレビューができるようになりました。
インゲームプレビューの詳細については、「インゲームプレビュー 」を参照してください。

Craft UI改修

文字サイズ、アイコンサイズを見直し、全体的なバランスを調整しました。
これによる画面で確認できる情報量を増やし、一覧性を向上しました。
ワークユニットツリーでの追加の情報表示やインスペクターの調整も行いました。

サイドチェイン機能改修

マルチバンドコンプレッサーにサイドチェイン機能を追加しました。
コンプレッサー、リミッターのサイドチェイン機能も拡張され、サイドチェインゲインと、サイドチェインミックスバランスを調整できるようになりました。
マルチバンドコンプレッサーの詳細については、「 マルチバンドコンプ 」を参照してください。

3Dポジショニング再生:直方体音源機能

3Dポジショニング再生において、3D音源を直方体形状にする機能を追加しました。( 直方体形状音源
従来の3D音源では一点を基準に定位されるのに対し、直方体音源では形状や範囲を考慮した、広がりのある定位が行われます。
また、他の3Dポジショニング再生機能と組み合わせることで、線音源や面音源、折れ線音源を実現できます。

3Dポジショニング再生:音源再生位置の固定機能

3Dポジショニング再生において、再生に使用する3D音源位置を固定する機能を追加しました。( 音源再生位置の振る舞い
本機能を有効にした再生では、再生中に3D音源位置が更新された場合でも、更新前の3D音源位置を基準に定位が行われます。
AtomCraftでは、キューやトラック、波形データ単位で、音源再生位置の振る舞いを設定できます。

このマニュアルの読み方

ADXの紹介 はじめて使う方を対象に ADX を紹介します。
導入の手引き ADX の導入方法について説明します。
導入する上で知っておきたい基本事項の説明や、すぐ試せるように「 クイックスタート 」を用意しています。
機能説明 ADX の主要な機能の説明と動作の仕組みの解説を行います。
「CRI ADXツール」ユーザーズマニュアル ADX用データを作成する「CRI Atom ツール」の機能や使い方、データの作成手順について紹介します。
ツールをすぐに使い始めたい方は「 チュートリアル 」からお読みください。
CRI Atomライブラリについて ADX のランタイムライブラリである「CRI Atom ライブラリ」の機能や使い方について紹介します。
まずプログラムを動かしてみたい方は「 クイックスタート 」からお読みください。
インゲームプレビュー手順 ADX の導入方法について説明します。 導入する上で知っておきたい基本事項の説明や、すぐ試せるように「 クイックスタート 」を用意しています。
PC版固有の追加情報 ADX の機種固有情報について紹介します。
チューニング ADX ランタイムライブラリの性能を引き出す方法について説明します。
トラブルシューティング ADX ランタイムライブラリで問題が発生したときの対処方法や調査方法について説明します。
Tips アプリケーションに組み込みたい機能や処理を ADX でどのように実現するのかを説明します。
機能一覧 機能の一覧と現在の実装状況を説明します。

動作要件

注意
Visual Studio 2019 の ランタイムコンポーネントをインストールしてください
CRI Atom Craftを使用するにはVisualStudio2019のランタイムコンポーネント (x64)が必要です。
下記サイトからダウンロードしてインストールしてください。
Visual Studio 2019 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ (x64)
注意
ネットワーク経由で実行することはできません
CRI Atom ツールを、ネットワーク上から動作させることはできません。 必ず利用者のPCに実行ファイル一式をコピーして使用してください。