デフォルト状態では、CRI Atom Craft上で設定した距離の値が、Unreal Engine 4上で単位変換なくそのまま使用されます。
例えば、CRI Atom Craft上で減衰距離を1.0に設定した場合、Unreal Engine 4上で距離が1.0(=1cm)離れると音が聞こえなくなります。
そのため、CRI Atom Craft上で距離の単位をメートル単位と想定してデータを作成すると、Unreal Engine 4上では音の範囲が1/100になってしまいます。
CRI Atom CraftとUnreal Engine 4との距離単位の違いを吸収する方法として、プロジェクト設定に [Distance Factor] という項目が用意されています。
[Distance Factor] は、「Unreal Engine上の距離1を、Atomライブラリでいくつと解釈するか」を示す値です。
例えば、Unreal Engine 4の座標系をセンチメートル単位、CRI Atom Craftの距離単位をメートルと想定してデータを作成する場合、 [Distance Factor] には0.01を指定します。
デフォルト状態ではDSPバス設定が適用されていません。
DSPエフェクトを有効にするには、ブループリントAPIの「Attach Dsp Bus Setting」を使用してDSPバス設定のアタッチを行う必要があります。
補足:
CRI Atom Craft Ver.2.23.00以降では、デフォルトで適用するDSPバス設定をツール上で指定可能です。
CRI Atom Craft上で「DefaultDspSetting」を指定し、ACFファイルをリビルド&リロードすることで、上記操作なしにDSPバス設定を適用することも可能です。
(この場合、ACFがロードされた時点でデフォルトのDSPバス設定が適用されます。)
音声再生時に以下のログが表示されます。
LogCriWare: W2015113001:Specified frequency ratio exceeds the player's capability. (Increase max_sampling_rate of AtomPlayer or VoicePool up to …Hz.) LogCriWare: W2010110801:Specified frequency ratio exceeds the player's capability. (Increase max_sampling_rate of AtomPlayer or VoicePool up to …Hz.)
具体的には、CRIWAREプラグイン設定の、[Sampling Rate of Standard Memory Voice] や [Sampling Rate of Standard Streaming Voice] の値を、ピッチ変更幅を考慮した大きめの値に設定しておく必要があります。
(CRIWAREの初期化パラメータ詳細については、「 CRIWAREの初期化パラメータ詳細 」をご確認ください。)
音声再生時に以下のログが表示されます。
LogCriWare: W2010030405:ACF file is not registered. LogCriWare: W2010110104:ACF file is not registered.
上記警告は、音声の再生に必要なACFファイルが登録されていない場合に返されます。
Atom Craftが出力したACFファイルがアプリケーション起動時にロードされるよう、「 データの読み込み 」ページに記載の手順でACFファイルに関する設定を行ってください。
音声再生時に以下のログが表示されます。
LogCriWareRuntime:Warning: Could not find file ….awb