フォーカスポイント

フォーカスポイントについて

CRIWARE UE4プラグインには、リスニングポイントを操作するためのコンポーネント「フォーカスポイント」が用意されています。
フォーカスポイントを配置することで、キャラクタ等、カメラ以外の位置にリスニングポイントを置くことが可能となります。

動作イメージ

デフォルト状態では、カメラとリスナは同一の座標に存在します。
criware_ue4_035_focus_point_default_j.png
フォーカスポイントを配置することで、カメラとフォーカスポイントの間の任意の位置にリスニングポイントを移動することが可能になります。
criware_ue4_035_focus_point_setting_j.png
例えば、フォーカスポイントにリスニングポイントに配置することで、TPSゲーム時に音源をキャラクタとの位置関係によって減衰させることが可能です。
criware_ue4_035_focus_point_example_j.png

フォーカスポイントの配置方法

フォーカスポイントの配置方法は以下のとおりです。
  1. フォーカスポイントを配置するオブジェクトを、あらかじめブループリントオブジェクトとして作成しておく。
  2. オブジェクトをブループリントエディタで編集し、Atom Listener Focus Pointを追加する。
    (コンポーネントウィンドウから[コンポーネントを追加]⇒[Atom Listener Focus Point]を選択。)
  3. 作成したフォーカスポイントコンポーネントについて、フォーカスレベルを適宜設定する。

フォーカスポイントのパラメータ

フォーカスポイントには、以下のパラメータが設定可能です。
  • Distance Focus Level
  • Direction Focus Level
(1)Distance Focus Levelについて
Distance Focus Levelは、音源までの距離を計算する起点となる位置をコントロールするパラメータです。
Distance Focus Levelを0に設定した場合、音源までの距離はカメラを起点として計算されます。
(カメラに近い音源ほど、音が大きく聞こえます。)
Distance Focus Levelを1に設定した場合、音源までの距離はフォーカスポイントを起点として計算されます。
(フォーカスポイントに近い音源ほど、音が大きく聞こえます。)
(2)Direction Focus Levelについて
Direction Focus Levelは、音源の方向を判定する起点となる位置をコントロールするパラメータです。
Direction Focus Levelを0に設定した場合、音源の方向はカメラを起点として計算されます。
(カメラの右側に存在する音が右から、カメラの左側に存在する音が左側から聞こえる形になります。)
Direction Focus Levelを1に設定した場合、音源までの距離はフォーカスポイントを起点として計算されます。
(フォーカスポイントの右側に存在する音が右から、フォーカスポイントの左側に存在する音が左側から聞こえる形になります。)
補足:
TPSゲームの場合、キャラクタにフォーカスポイントを配置し、Distance Focus Levelを1.0f、Direction Focus Levelを0.0fに設定することをおすすめしています。
(キャラクタを基準に距離減衰が適用され、カメラ位置を基準に定位が決定されます。)
この設定には、以下のメリットがあります。
  • キャラクタとの距離に応じて音量が変化するため、ユーザがキャラクタと音源との距離を把握しやすい。
  • 音源の方位が画角と一致するため、マップ上のオブジェクトの方向をユーザが認識しやすい。

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