ADX2で音声ファイルをループ再生する方法は複数あり、それぞれ動作が異なります。 ここでは、ループ再生する方法を列挙します。
| 設定方法 | 説明 |
|---|---|
| ループ情報の波形埋め込み | 波形編集ソフトを使用してループ情報を埋め込む |
Atom Craftのマテリアルに設定するループ
| 設定方法 | 説明 |
|---|---|
| ループ | エンコード設定として波形のループ指定をする |
| 設定方法 | 説明 |
|---|---|
| シーケンスループマーカー | キューのシーケンサーを巻き戻す |
| 自動繰り返し | ウェーブフォームリージョンを繰り返して再生する回数を指定する |
| プレイリスト再生モード | キューの再生が終了したら再度同じキューを再生する |
| ブロック | キューのシーケンス情報をブロック単位で分割する |
| 設定方法 | 説明 |
|---|---|
| シームレス連結 | 異なる波形ファイルを連結して再生する |
| 回数指定ループ | ループ情報のある波形について、ループ回数を指定する |
| 設定方法 | 設定箇所 |
|---|---|
| ループ情報の波形埋め込み | 音声素材 |
| ループ | Atom Craftのマテリアル |
| シームレス連結 | ランタイム |
| 設定方法 | 設定箇所 | 補足 |
|---|---|---|
| ループ情報の波形埋め込み | 音声素材 | 「セレクタによるトラック遷移」シーケンスタイプのキューを使用する |
| ループ | Atom Craftのマテリアル | 「セレクタによるトラック遷移」シーケンスタイプのキューを使用する |
| ブロック | Atom Craftのキュー | |
| シームレス連結 | ランタイム |
| 設定方法 | 設定箇所 |
|---|---|
| シーケンスループマーカー | Atom Craftのキュー |
| 自動繰り返し | Atom Craftのキュー(ウェーブフォームリージョン) |
| 設定方法 | 設定箇所 |
|---|---|
| シーケンスループマーカー | Atom Craftのキュー |
| プレイリスト再生モード | Atom Craftのキュー |
CRI Atom Craftに登録する波形ファイルにあらかじめループ情報を設定する方法です。 ループ情報の埋め込みには、波形編集ソフトを使用します。 波形データをCRI Atom Craftに登録するとき、埋め込まれたループ情報は自動的に認識されます。 イントロ付きBGMループなどを得意とする設定です。 利点としては、以下のようなことが挙げられます。
ループは、波形ファイルをエンコードする際に埋め込むループ情報を直接指定するための値です。
利点としては、以下のようなことが挙げられます。
設定箇所については、「 ループの設定 」を参照してください。
シーケンスループマーカーは、キューのシーケンスに設置するマーカーです。 シーケンス時刻位置をループエンドマーカーからループスタートマーカーまで指定した回数巻き戻します。
利点としては、以下のようなことが挙げられます。
シーケンスループマーカーの詳細については、「 シーケンスループマーカー 」を参照してください。 【注意】 シーケンスループマーカーは「シーケンスの」時刻位置を巻き戻す機能です。 このため、ウェーブフォームリージョンをまたぐ設定を行う場合は注意が必要です。
上図のように、ウェーブフォームリージョンの途中にループスタートマーカーを設置した場合、ループ中で波形は途中再生されません。 「gun」ウェーブフォームリージョンに対する再生呼び出しは、シーケンス時刻が1.000秒のときに行われます。 このため、シーケンスループマーカーが1.400~2.000秒の間で組まれていると、ループ中に再度再生呼び出しが行われることはありません。
上図のように、ウェーブフォームリージョンの途中にループエンドマーカーを設置した場合、波形が途中で停止することはありません。 シーケンス時刻が0.800~1.400秒の間をループするので、時刻が1.000秒にきたときに「gun」の再生呼び出しを行う、ということを繰り返します。
自動繰り返しは、繰り返し再生する回数を指定するためのウェーブフォームリージョンの値です。
利点としては、以下のようなことが挙げられます。
設定箇所については、「 ウェーブフォームリージョンの操作 」を参照してください。
プレイリスト再生モードは、キューの再生が終わった後に再度再生するかどうかを指定する値です。 利点としては、以下のようなことが挙げられます。
設定箇所については、「 キュー 」を参照してください。
ブロックは、キューのシーケンスをフレーズ(ブロック)単位で分割し、フレーズをループさせたり別のフレーズへ遷移させたりする機能です。
利点としては、以下のようなことが挙げられます。
ブロックの詳細については、「 ブロック再生 」を参照してください。
CRI Atom Craftでデータ側にループ設定をするのではなく、ランタイム上で実行時にループ設定を行う方法もあります。
ADX2 ライブラリには、複数の異なる波形データを連結して再生する「シームレス連結再生」機能があります。 利点としては、以下のようなことが挙げられます。
詳細はライブラリマニュアルの「シームレス連結再生」([CRI ADX2マニュアル] → [CRI Atomライブラリについて] → [サンプル] → [サンプルプログラム一覧] → [シームレス連結再生])を参照してください。
回数指定ループは、ループ指定されたデータについて、そのループ回数をライブラリで指定する機能です。 波形ファイルにループ情報を埋め込んでいるか、エンコードでループ設定をしていることが必要となります。 厳密には「ループを作る機能」ではないですが、ループ情報の埋め込まれたエンコード済み波形ファイルについて、そのループ再生回数を変更したり、ループせず単音再生するようにしたりできます。 利点としては、以下のようなことが挙げられます。
API名は「criAtomExPlayer_LimitLoopCount」です。詳細はライブラリマニュアルを参照してください。