コマンド書式

コマンドプロンプトを起動し、コマンドラインで次の書式でコマンドを入力します。

|書式| criatomencd Input_CSV_filename Output_AWB_filename Options
|入力| Input_CSV_filename : 入力CSVファイル名
  Output_AWB_filename : 出力AWBファイル名
  Options : コマンドオプション

入力CSVファイル名

AWBファイル、ACBファイルに含めるファイルが記述された
CSVファイルフォーマットのテキストファイルです。
CSVファイル名の変わりにディレクトリ名を指定すると、
指定ディレクトリ以下の音声ファイルをエンコード、パッキングします。
音声ファイル(.wav、.aif)ファイルを指定すると、単体ファイルエンコードします。

出力AWBファイル名

出力するAWBファイル名を指定します。
既にAWBファイルが存在している場合、ファイルは上書きされます。
入力ファイルが音声ファイル(.wav、.aif)の場合、エンコードファイルが出力されます。

コマンドオプション

様々な機能を切り替えるオプションです。以下のオプションが用意されています。
コマンドラインに何も入力しない場合、コマンドの説明が表示されます。

-target=|TARGET|

エンコードする対象のターゲット機を指定します。

-target=DEFAULT PC/XboxOne/Switch/iOSに適したエンコードを行います。デフォルト。
-target=PS4 PS4固有コーデックを使用することができます。
-target=3DS 3DSに適したエンコードをします。
-target=Android Android向けの出力をします。iOSと共通のデータを作成する場合は、デフォルトを選択します。

-dir=|Material Directory|

CSVファイルに記述されたファイル名のディレクトリを省略したときに参照するディレクトリを指定します。

-codec=|CODE|

入力がディレクトリのとき、Input_Directoryに含まれるファイルをエンコードするときのコーデックを指定します。

-codec=ADX ADXでエンコードします。
-codec=HCA HCAでエンコードします。
-codec=HCAMX HCA-MXでエンコードします。

ターゲット固有のコーデックファイルを出力するためには、
各ターゲットSDK付属のエンコードツール(exeもしくはdllファイル)が必要となります。
予めそれらのファイルをcriatomencd.exeと同じディレクトリにコピーしてご利用ください。

-rate=|Template Pattern|

入力がディレクトリのとき、エンコードするときのテンプレート値を指定します。
テンプレートの値は、指定するコーデックにより値が異なります。

コーデック テンプレート値
ADX 48000、44100、32000、24000、22050、16000、12000、11025、8000のいずれか。デフォルト48000。
HCA 48000、44100、32000、24000、22050、16000、12000、11025、8000のいずれか。デフォルト48000。
HCA-MX 48000、44100、32000、24000、22050、16000、12000、11025、8000のいずれか。デフォルト48000。

-quality=|Resampling Quality|

リサンプリングが行われるときの品質を指定します。

DEFAULT 速度優先のリサンプリングを行います。デフォルト。
HIQUALITY 品質優先のリサンプリングを行います。

-encquality=|Encode Quality|

エンコード時の品質を指定します。

HIGHEST 最高品質。
HIGH 高品質。デフォルト。
MIDDLE 中品質。
LOW 低品質。
LOWEST 最低品質。

-id=|0または1|

ヘッダーファイルのキューID定義名にコーデックの拡張子名を含めるかどうかを指定します。

-id=0 拡張子を省いた入力ファイル名をキューID定義名としてヘッダを書き出します。
-id=1 拡張子を含む入力ファイル名をキューID定義名としてヘッダを書き出します。デフォルト。

-keycode=|1~18446744073709551615|

ADX、HCA、HCA-MXコーデックを暗号化してエンコードします。 キー範囲は1~18446744073709551615(0xFFFFFFFFFFFFFFFF)、0はキー無効。

-volume=|0.0-5.0|

GAIN値を指定します。 入力ファイルに対してのGAIN値を変更するものになりますので、大きい数値を入力すると音圧が振り切れる場合があります。

-lpoff

波形ファイルに埋め込まれているループ情報を無視します。
lps、lpeを指定している場合は、lps、lpeの設定が有効になります。

-cof

エンコードコーデックがHCA、HCA-MXのときカットオフ周波数を指定してエンコードします。
入力が「ディレクトリ」、「音声ファイル」の時のみ有効です。
入力がCSVファイルの場合は、CSVファイルのカットオフ欄で設定します。

ACB出力用のコマンドオプション

-acb

AWBファイル作成と同時に、ACBファイルを作成します。
AWBファイルと同じ出力先に、AWBファイル名と同じ名前で.acb、_acb.hを作成します。

-memory

作成するACBファイルのストリームタイプをメモリー再生にします。

-name

キュー名として扱う情報を指定します。

-name=0 拡張子を除いたファイル名をキュー名にします。
-name=1 コンテンツIDをキュー名にします。

-charactercode

作成するACBファイル内の文字コードを指定します。

-charactercode=UTF8 文字コードをUTF8で出力します。(Default)
-charactercode=SHIFTJIS 文字コードをShift-JISで出力します。

-bussendlevel0~7

DSPバスへのセンド量を指定します。

単体ファイルエンコード用のコマンドオプション

-lps

ループ開始位置を指定します。

-lpe

ループ終了位置を指定します。

注意
lps、lpeはセットで使用します。

-lpa

全区間ループを指定してファイルのエンコードをします。

他、単体ファイルエンコードではtarget、codec、rate、quality、encquality、keycode、volume、lpoff、cofのコマンドオプションが使用可能です。

その他のコマンドオプション

-log

ログファイルを出力します。

-log=CSV CSVファイルでエンコードファイルのリストを出力します。
-log=PROJECT CRIAtomEncoderのプロジェクト形式でエンコードファイルリストを出力します。