ワークユニットは複数のファイルで構成されており、それぞれ記録する項目が異なります。
ワークユニットは、ユーザーの作業単位ごとに一つ作成することが理想です。
作業単位はさまざまで、例えば、BGMとSEを異なる担当者が作業する場合、それぞれ別々のワークユニットを作成することで同時に作業が進行できます。
また、ファイルの管理もワークユニット毎に分かれます。
これにより、作業の効率向上やツールの負荷軽減、さらにはバージョン管理ソフトとの連携が容易になるなどのメリットがあります。
ワークユニット内のオブジェクトは、全体設定やマテリアル情報を参照します。
例えば、キューシートを別のプロジェクトに移動した場合、全体設定やプロジェクトマテリアル情報の内容も適切にコピーしないと、ワークユニットのロード時に参照先不明によるエラーが発生します。
エラーが発生したワークユニットは、そのままでは保存できません。この場合、参照先を新たに作成し直して問題を解決する必要があります。
キューシートを選択し、別のワークユニットにドラッグ&ドロップすることで、移動が可能です。
Commandキー(WindowsではCtrlキー)を押しながらドラッグすることで、複製することもできます。
この際、キューシート内のキューが参照しているマテリアルも、OS上の波形ファイルと共に複製されます。
この機能を利用すると、キューシート内の不要な波形の抽出も行うことができます。