音は、さまざまなグループに分けることができます。
ここでは一例として以下のように分けてみます。
これらを設定するには、ADX ではカテゴリを利用すると便利です。
カテゴリのキューリミットを使えば、発音数を制限することができます。
カテゴリにAISACをつけて「ボイスプライオリティ」を設定「AISAC初期値」を有効にすることで、大まかな優先度の設定ができます。
場合によっては、もっと細分化していくと良いかもしれません。
「カテゴリグループ」や「キューに複数のカテゴリ」を設定するといったことも頭の片隅に置いておくと何かの役に立つかもしれません。
カテゴリでの設定は、ゲームの中でも全体に影響を与えるようなルールになります。
どのプレーヤーで再生していようが、リミット数を超えないような設定にすることができます。
この機能を活かして、
全体に影響する設定のため、バイナリ出力を行うとその情報はACFファイルに記録されます。
全体設定に作成したカテゴリのどこに所属するかをキュー側で設定します。
キューの情報はACBファイルに記録されるため、カテゴリを使用するとACBがACFに依存する形になります。
このためカテゴリ項目を編集した際にはACF, ACBの両ファイルの更新を行うようにしてください。
効果音且つキャラボイスといったように1つのキューは異なる複数のカテゴリに所属することができます。
キューリンクを使用してキューが階層化されたキューの場合、基本的にはそれぞれのキューが所属カテゴリの影響下に入りますが、
リンク先キューがカテゴリに所属していない場合は、リンク元キューの所属カテゴリの影響下に入ります。
カテゴリのボリュームを変えることで、そのカテゴリに所属するキューのボリュームに影響を与えます。
キューの再生数をカテゴリ単位でリミットできます。
多重再生禁止時間をカテゴリ単位で指定できます。