多人数開発時のワークフロー

ひとつのプロジェクトに多くの担当者が参加して開発を行う場合に、各開発フェーズでの標準的な作業モデルを紹介します。

新規作成

新規にプロジェクトを起ち上げるケースです。

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作業手順

  1. [Aさん] Aさんがプロジェクトを新規作成し、マスター管理も行います。
  2. [Bさん] 同一の環境を用意するために、Aさんが作成したプロジェクトをフォルダーごとコピーします。
  3. [Bさん] 作業を開始します。
注意
プロジェクトの新規作成は一度だけであり、ワークユニットの作成は担当者ごとに行います。

全体設定の更新

全体設定を更新するケースです。
例えば、カテゴリやAISACコントロールを編集した場合です。

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作業手順

  1. [Aさん] Aさんはビルド担当であり、全体設定の管理も行います。
  2. [Bさん] 更新済みの全体設定ファイルとプロジェクトファイルをAさんから受け取り、上書きします。
  3. [Bさん] 作業を開始します。

注意
全体設定を変更するとリンクエラーが発生する可能性があります。
例えば、グローバルAISACをBさんが参照していたのに、 Aさんが削除してしまった場合などです。
この場合、リンクエラーを解決する必要がありますが、 Bさんのデータでしかリンクエラーが発生しないと、 Aさんが問題に気が付かないことがあります。
Aさんは、いったんBさんのデータを引き取り、修正しなければいけません。

すべてのワークユニットを集めてビルド

各担当者からデータを集めて、最終的なキューシートバイナリをビルドするケースです。

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作業手順

  1. [Aさん] Aさんはビルド担当であり、全体設定の管理も行います。
  2. [Bさん] ワークユニットBとマテリアルをAさんに渡します。
  3. [Aさん] BさんよりもらったワークユニットBを編集対象にします。
  4. [Aさん] Atomキューシートバイナリをビルドします。

注意
すべてのデータについて、リンクが正しくなるか確認する必要があります。
いったん、すべてのデータを集めた後に、 [ワークユニット]フォルダーを右クリックし、
右クリックメニューより[全てのワークユニットの検証]コマンドを 実行してください。
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