ワークユニットとマテリアルの配置
CRI Atom Craftでは、ワークユニットをベースとしたサウンド制作を行います。
多くの担当者が参加する多人数開発プロジェクトでは、担当者ごとにワークユニットを分けることで、独立して作業を進めることができます。
ワークユニットは、プロジェクトフォルダーにあるWorkUnitsフォルダーの中に、指定したワークユニット名でそれぞれ作成されます。
ワークユニットを「マテリアルを個別管理」で作成すると、マテリアルはそれぞれのワークユニットの中(ワークユニット名フォルダーの中のMaterialsフォルダーの中)に作成されます。
個別管理を行わない場合、マテリアルはプロジェクト共有の場所(プロジェクトフォルダー直下にあるMaterialsフォルダーの中)に作成されます。
各担当者へのワークユニットの割り当て
ファイル・フォルダーとの対応
プロジェクトフォルダーには、以下の構成でファイル・フォルダーが作成されます。
以下の例では、プロジェクト名をNewProject、ワークユニットをそれぞれ、WorkUnit_A、WorkUnit_B、WorkUnit_C、WorkUnit_Dとして作成しています。
- NewProject : [プロジェクトフォルダー]
- Materials : [プロジェクト共通で管理するマテリアルのフォルダー]
- WorkUnits : [ワークユニットフォルダー]
- WorkUnit_A : [担当者Aのワークユニットフォルダー]
- Materials : [担当者Aのワークユニットでのみ管理するマテリアルのフォルダー]
- WorkUnit_A.atmcunit : [担当者Aのワークユニットファイル]
- WorkUnit_A.materialinfo : [担当者Aの管理するマテリアル情報ファイル]
- WorkUnit_B : [担当者Bのワークユニットフォルダー]
- Materials : [担当者Bのワークユニットでのみ管理するマテリアルのフォルダー]
- WorkUnit_B.atmcunit : [担当者Bのワークユニットファイル]
- WorkUnit_B.materialinfo : [担当者Bの管理するマテリアル情報ファイル]
- WorkUnit_C : [担当者Cのワークユニットフォルダー]
- Materials : [担当者Cのワークユニットでのみ管理するマテリアルのフォルダー]
- WorkUnit_C.atmcunit : [担当者Cのワークユニットファイル]
- WorkUnit_C.materialinfo : [担当者Cの管理するマテリアル情報ファイル]
- WorkUnit_D : [担当者Dのワークユニットフォルダー]
- Materials : [担当者Dのワークユニットでのみ管理するマテリアルのフォルダー]
- WorkUnit_D.atmcunit : [担当者Dのワークユニットファイル]
- WorkUnit_D.materialinfo : [担当者Dの管理するマテリアル情報ファイル]
- NewProject.atmcglobal : 全体設定ファイル
- NewProject.atmcproject : プロジェクトファイル
- NewProject.materialinfo : プロジェクト共通で管理するマテリアル情報ファイル