バイクアッドフィルターを使用すると周波数レベルで音の加工が行えます。
ローパスは低い周波数のみ、ハイパスは高い周波数のみ、ノッチは指定した周波数周辺以外を通すフィルターです。
ローシェルフ、ハイシェルフ、ピーキングEQはそれぞれ低い、高い、中心の周辺音量をゲインで調節します。
ゲインを下げると篭らせた音に、上げるとラウドな音に変化します。
それぞれQを調節することで、指定周波数の周辺を強調した音に変化させることができます。
項目 | 値の範囲 | 説明 |
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タイプ | オフ/ローパス/ハイパス/ノッチ/ ローシェルフ/ハイシェルフ/ピーキング | バイクアッドフィルターのタイプ |
カットオフ | 0.0(24Hz)~1.0(24kHz) | カットオフ周波数を指定します。 |
Q | 0.1~10.0 | クオリティファクタの設定です。 0.7以上にすると発振状態になり音量が大きくなる場合があります。 |
ゲイン | 0.0~5.0 | 音量の設定です。 ローシェルフ、ハイシェルフ、ピーキングEQ選択時のみ利用される設定です。 |
項目 | 説明 |
---|---|
ローパス | 低い周波数のみを通します。 |
ハイパス | 高い周波数のみを通します。 |
ノッチ | 指定した周波数周辺以外を通します。 |
ローシェルフ | 低い周波数の音量をゲインで調節します。 |
ハイシェルフ | 高い周波数の音量をゲインで調節します。 |
ピーキングEQ | 指定した周波数を中心に、周囲の周波数の音量をゲインで調節します。 |
フィルターは主にトラック単位で指定しますが、ウェーブフォームリージョン単位でも設定を行うことが可能です。
ウェーブフォームリージョン単位で設定するにはウェーブフォームリージョンの[トラックのフィルター設定を参照]チェックボックスをオフにして設定を行ってください。
この場合、トラックの設定は無効となりウェーブフォームリージョン側のフィルター設定が有効になります。