CRI LipSync V for Unity Manual  Last Updated: 2021-11-01
CRIWARE Error Handler
CRIWAREのエラー出力を有効にするコンポーネントです。
このコンポーネントを作成すると、CRIWARE内部で検知した警告やエラー通知が有効になります。
開発段階のみこのコンポーネントを利用し、アプリケーションをリリース時にはコンポーネントを無効にしてください。

adx2u_errorhandler_float.png

[備考]
(*1) CRIWARE Error Handlerは[GameObject]->[CRIWARE]->[Create CRIWARE Error Handler]メニューからも作成できます。
この場合は、ゲームオブジェクトとして作成することになります。
(*2) 複数のエラー/警告が同時に発生した場合、いくつかのエラー/警告が省略される場合があります。
全てのエラー/警告を確認したい場合は下記の[Print Debug On Terminal]チェックボックスをあわせてご利用ください

[Print Debug On Terminal]チェックボックス
このチェックボックスを有効にすると、Unity Editorのコンソール出力とは別に各機種ごとの出力先にCRIWAREのエラー/警告が全て出力されるようになります。
チェックボックスを有効にした際に表示されるエラー出力先は機種ごとに下記のようになります。

Print Debug On Terminal出力先
機種 出力先
Windows Visual Studioのデバッグ出力ウィンドウ:
Unityプロセスをアタッチすると確認できます。
Mac OS X ターミナルの標準出力
iOS Xcodeコンソール出力
Android LogCat:
"CRIWARE Unity Plugin"タグで出力されます。
[Force Crash on Error]チェックボックス
このチェックボックスを有効にすると、CRIWAREの警告やエラーを本コンポーネントが検知すると、即座にアプリを強制的にクラッシュさせます。
実機などでアプリを実行するときのエラーの有無の確認に使用できます。
注意
この機能を使用する場合、本プラグインに起因する警告やエラーが発生すると、Unityエディタでもクラッシュします。
Unityエディタで開発する段階ではこの機能を無効にしてください。

[Don't Destroy On Load]チェックボックス
このチェックボックスを無効にすると、シーンチェンジ時にCRIWARE Error Handlerコンポーネントが破棄されます。
基本的にはチェックを有効にしていただき、シーンを越えてエラー処理が出来るようにすることを推奨します。
[Error list length] 欄
エラー発生時に1アプリケーションフレーム内でハンドルするエラーの最大数を設定します。
設定数以上のエラーが一度に発生した場合はログ出力等がスキップされます。
詳しくは CriWareErrorHandler.messageBufferCounts を参照ください。