CriLipsSampler

リップシンク解析に利用する音声サンプルデータを取得するコンポーネントです。
CriLipsAnalyzer に対して適切な粒度でデータを入力する役割を持ちます。

プラグイン標準では、2種類のCriLipsSamplerを提供しています。
利用したい音源に応じて使い分けてください。

CriLipsSamplerForAtomMic

端末に接続されたマイクデバイスから音声サンプルデータを取得するコンポーネントです。
システムのデフォルトに設定されたマイクデバイスに自動で接続します。
スクリプトを記述することで、デバイスを選択することも可能です。

本コンポーネントは、マイクデバイスの取り扱いをCRIWAREプラグインの機能(CriAtomExMicモジュール)を利用して行っています。
スクリプトからの制御については、CRIWAREプラグインのマニュアルもご参照ください。

設定パラメーター

CriLipsSamplerForAtomMic Inspectorパラメーター

パラメータ	説明	デフォルト値
Auto Connect	シーンの開始時に自動でマイクへの接続を行うかどうかを設定します。 接続するデバイスはシステムのデフォルトマイクデバイスになります。	true(自動で接続する)
Num Channels	サンプル取得を行うチャンネル数です。 マイクデバイスから何チャンネル分のサンプル取得を行うかを設定します。 接続するマイクデバイスが対応するチャンネル数以上のサンプル取得は行えません。	1

CriLipsSamplerForAudioSource

Unityエンジンが提供する音源コンポーネントであるAudioSourceから音声サンプルデータを取得するコンポーネントです。
AudioSourceでクリップを再生している間のみサンプルの取得を行います。

設定パラメーター

CriLipsSamplerForAudioSource Inspectorパラメーター

パラメータ	説明	デフォルト値
Num Channels	サンプル取得を行うチャンネル数です。 AudioSourceから何チャンネル分のサンプル取得を行うかを設定します。 再生中のクリップのチャンネル数以上のサンプル取得は行えません。	1
Source	取得先となるAudioSourceです。	null