CRI ADX
Last Updated: 2024-09-25 17:41 p
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キューシートバイナリ(ACBファイル)のサイズは、アプリケーション上でロード時に使用するメインメモリ量と同一になります。 キューシートバイナリにはキュー情報の他にメモリ再生用の波形や、キューシート単位でのワーク領域なども含まれます。
ストリーム再生用の波形はAWBファイルというACBファイルとは別ファイルとして出力されます。AWBファイルはキューシートをロードしてもメモリには読み込まれず、再生時にストリームバッファ (D-BAS)を経由して再生データのみのロード処理が行われます。
ADXを用いたサウンドデータでは、状況に合わせた再生のために、複数のキューシートバイナリが同時にロードされる場合があります。 複数のキューシートバイナリのロードに備えるために、サウンドデータで利用するメモリをあらかじめ想定しておく事を推奨します。 キューシートの内容の分割や、エンコードする波形ファイルの圧縮設定の見直しといった方法によって、サウンドデータで使用するメモリの最大値を抑えることができます。
インゲームプレビュー用のキューシートバイナリには更新用の余白が付加されます。 波形の追加や差し替えなどのキューシートバイナリの容量が大きく変わる編集を行う場合は、更新用の余白を大きく確保しておくことを推奨します。