同時再生ストリーム数を決める

音をストリーム再生するということは、音の断片を途切れないように読み込みながら自転車操業的に再生し続けるということになります。
そのため、音が途切れないようにある程度の読み込みバッファーを必要とします。
同時に再生するストリーム数が多い場合、少ない場合に比べてより多くのバッファー容量を必要とします。

ADX2によるサウンドのデータストリームのバッファー管理はD-BASというモジュールによって行われます。
D-BASはシステムの初期化後、初回のストリーム再生を開始する前までに生成する必要があり、生成時に最大同時ストリーム本数等の情報を設定します。
また、ストリーム再生を行うためにはバッファー以外にファイルアクセス用のローダーモジュールが必要になります。
ローダーはストリーム再生対応ボイス1つにつき1つ必要になります。ファイルシステムが管理するローダー数はファイルシステムの初期化時に設定します。
最大同時ストリーム本数、ストリーム対応ボイス数、サウンド以外でのファイルオープン数等を考慮したローダー数を設定してください。

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ADX2のシステムではストリーム再生とデータの読み込みとでは、ストリーム再生の方が読み込み優先度が高くなっています。
そのため、ストリーム再生中にデータの裏読みを行ってもストリーム再生が途切れません。

再生開始までの遅延をなくす

Prepare再生を使用することで、データ読み込みに伴うストリーム再生開始時に発生する再生遅延の影響をうけなくすることが可能です。
通常、ストリーミング再生では再生開始可能な分のデータ読み込みが完了するまで実際の再生処理が遅延します。
これでは発音タイミングが重要なタイトルでは問題になってしまいます。
Prepare再生はポーズ状態にして再生開始準備を簡易的に行うための機能であり、準備完了後にPrepareを解除することで任意のタイミングによる遅延のない再生開始が行えます。

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