CRI ADX  Last Updated: 2024-03-21 14:32 p
多人数開発の基本ルール

作成するプロジェクトは1つ

多人数作業であっても、プロジェクトは1つのゲームにつき1つです。
なお、プロジェクトの中に作るワークユニットの数は制限はありません。

ワークユニット単位で作業者を割り当てる

CRI Atom Craftはワークユニットをベースとしたサウンド制作作業を行うよう設計されています。
そのため、多人数開発プロジェクトでは、担当者ごとにワークユニットを割り当てると、CRI Atom Craftの特長を最大限に活かすことができます。
サウンドの種類(ボイス、SE、BGM)やサウンドの利用場所(ステージ、エリア)で分けることもできますが、その場合、誰がどのワークユニットを担当するかを明確にするようにしてください。

プロジェクト管理者を決める

プロジェクト共通の設定である、「プロジェクト設定」と「全体設定」はいずれもプロジェクト共通の情報ですので、変更するとプロジェクト全体に影響します。
例えばワークユニットを認識していない状態で全体設定の変更を行うと、リンクが切れてしまうケースが考えられます。
【例】
カテゴリ名変更、AISACリンク名変更、グローバルAISAC名変更、ボイスリミットグループ名変更など

まず、編集を許可されたプロジェクト管理者を決めて、プロジェクトを管理するようにしてください。

アイコン ファイル
プロジェクト設定(.atmcprojectファイル)

プロジェクトツリー上にプロジェクトアイコン(実際のプロジェクト名を表示)で表されます。
プロジェクトへのコメントや文字コードタイプなどの設定項目があります。

アイコン ファイル
全体設定(.atmcglobalファイル)

プロジェクトツリーの[全体設定]フォルダーで設定する項目です。
カテゴリ、ボイスリミットグループ、AISACなどの項目があります。


リンク先不明はすぐに解決する

ロードした時に全体設定に参照先のデータが無い場合は、正常なデータ作成や保存ができない状態になります。
例えばカテゴリ名が変更されたことでキューとカテゴリとのリンクができなくなったという場合は、下記方法などで、リンク不明状態を解決してください。

  • 再度キューにカテゴリを割り当てし直す
  • キューを削除する


同じワークユニットを同時に編集しない

ワークユニットのマージを自動で行うことはできません。
誰かが編集を始めたら、他の人は同時に作業しないようにします。
同時に編集を行う必要がある場合は、例えば以下のような方法があります。

  • 別のワークユニットでキューシートを作成しておく。
  • 他の人の作業が終わったら、そのワークユニットを取得する。
  • キューシートCSVのエクスポート・インポート機能などを使用して、別のワークユニットで作成したキューシートを元のワークユニットに追加する。