Atomサウンドレンダラ
- ADX2ではミックス、エフェクトなどの信号処理を本システムが持つソフトウェアシンセサイザ「Atomサウンドレンダラ」によって行います。
※ハードウェアにオーディオ処理機能が存在する場合はそちらを優先して使用します。
ボイスとバス
- ボイスはデコーダー、レートコンバータ、フィルタ、チャンネルストリップを持っており、複数のバスに音声をセンドすることができます。。
送り出された音声データは、最終的にはマスターバスでミックスされ、プラットフォームのサウンドシステムを介して最終の音声信号として出力されます。
- デコーダー
圧縮データをリニアPCMデータに展開します。
- レートコンバータ
波形データのサンプリングレートをチャンネルストリップやバスのサンプリングレートにコンバートします。
- フィルタ
特定の周波数帯域を下げたり上げたりするバイクワッドフィルタ、特定の周波数帯域のみを通すバンドパスフィルタが使用できます。
- チャンネルストリップ
ボリューム、パンナーを持っており、最大8本のバスに別々のセンドレベルで送り出すことができます。
- バスはボイス、または他のバスからセンドされた音声を一旦サブミックスしエフェクト処理を行い、チャンネルストリップ経由で別のバスへセンドします。
エフェクトはリバーブ、エコー、ディストーション、コーラス等、いくつかのDSPから選択して使用することができます。
チャンネルストリップ
- Atomサウンドレンダラは、チャンネルストリップの考え方をサポートし、柔軟な信号処理を実現できます。
ボイスとバスはそれぞれチャンネルストリップを持っており、8本のバスに対してそれぞれセンドレベルを設定して出力できます。
Copyright (c) 2006-2018 CRI Middleware Co., Ltd.