空間音響接続機能「3Dトランシーバー」

空間音響接続機能「3Dトランシーバー」

3Dポジショニングの機能として空間音響接続機能「3Dトランシーバー」を提供しています。
本機能は3Dポジショニングの仮想空間上で音声をサブミックスし、一点から出力する機能です。
※サブミックスに関しては、実際に信号をミックスして処理しているわけではなく、ボリュームなどの パラメーターの演算によって処理を行っています。
 そのため、処理負荷は通常の3Dポジショニングと同様となります。
ADX_A_62_3DPOS_Transceiver.png

本機能では、上記の図のように壁に囲まれた空間に存在する3D音源をグループ化し、 壁の外の空間の3Dリスナーに音声をサブミックスして伝えます。
ADX_A_63_3DPOS_Transceiver.png

3Dトランシーバーを用いない3Dポジショニングでは、仮に音源がゲーム上で部屋の中にあった場合でも、 音像の向きは壁を無視します。
本機能を利用することで、閉じられた空間内に存在する音を開口部からまとめて出力することが可能になります。
逆に、リスナーが閉じられた空間に侵入した場合には外の世界の音を入り口に集約して出力することができます。
ADX_A_64_3DPOS_Transceiver.png
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本機能は従来の3D音源と3Dリスナーに新たに、空間によるグループ化を行う要素である3Dリージョンを付与し、 3Dトランシーバーを設定することで利用することができます。
3D音源と3Dリスナーは与えられた3Dリージョンに基づいて自動的にグループ化されます。
グループ化された音源は別の3Dリージョンを持つ3Dリスナーに対して3Dトランシーバーから音声を出力します。
ADX_A_68_3DPOS_Transceiver.png

リスナーの3Dリージョンを切り替えた際、音像が急激に変化することを防ぐため、3Dトランシーバーにはクロスフェードをする機能があります。
3Dトランシーバーにはクロスフェード距離を指定でき、この範囲内ではリスナーからトランシーバーの入力位置までの距離に応じて、 トランシーバーの出力から聞こえる音と3D音源から聞こえる音がクロスフェードされます。
また、直接音領域では3D音源からの音のバランスが100になります。
よって、直接音領域内で3Dリスナーの3Dリージョンを切り替えることで、音像をシームレスに変化させることができます。
3D音源が3Dトランシーバーに近づいた場合も同様に、 クロスフェード領域の設定と音源とトランシーバーの入力位置の距離に応じて同様にクロスフェードが行われます。
この場合も、音源が直接音領域を通りすぎる際に3D音源の3Dリージョンを切り替えることで、 音像をシームレスに変化させることができます。
ADX_A_65_3DPOS_Transceiver.png

さらに、上記の図のように3Dトランシーバーは音声の入力位置と出力位置を別に設定することが可能です。 これにより、遠隔地の音声をまとめて一点から出力するマイクとスピーカーのような演出や、 複数のキャラクター間での無線通信などを再現することが可能です。
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