CRI ADX
Last Updated: 2024-09-25 17:41 p
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一般的には、中間ファイルなどを指します。
CRI Atom Craftでは、エンコード済みの波形ファイルを指します。
波形の変更やエンコード設定の変更がなければ、前回生成したキャッシュファイルを使用して、エンコード時間を短くすることができ、ビルド時間を短くするメリットがあります。
キャッシュファイルは以下の動作を行った際に作成され、マテリアルを使用しているキューシート単位で管理されます。
基本的には自動でキャッシュの更新が必要かどうかをツール側で判定しているため必要ありません。
しかし、マテリアルのファイルの操作などを別のプロセスで置き換えたり、アプリケーションがロックしてしまう場合や、
ネットワーク経由での更新、アンチウィルスソフトの監視といった要因により、まれに更新が行われない場合があります。
プレビュー再生時にマテリアルが更新されていない場合などに確実に更新することができます。
クリーンビルドは全てのキャッシュを削除して波形を1からエンコードし直すため、ビルドに時間がかかります。
ここでの「キャッシュファイルをクリア」は特定のキューシートで使用しているキャッシュのみをクリアします。
あらかじめ、対象のファイルやフォルダーがわかっている場合にはこちらを使用します。
以下のオブジェクトの右クリックメニューに「キャッシュファイルをクリア」メニューが追加されています。
選択したオブジェクトに連なるキューシートに対して、キャッシュファイルの削除が行われます。