通常のプレビューではプレーヤー間の再生のために「単一プレーヤープレビュー」をチェックすることで可能ですが、複数のプレーヤー間での動作のチェックができません。
セッションウィンドウでは複数のプレーヤーに対して、 ランタイムライブラリにより近い状態での操作をすることができるため、 より細かいプレビューによるデータの動作チェックが可能となります。
プレーヤーとは、プログラムでキューをセットし、再生をするオブジェクトです。
他にもさまざまなサウンド設定やAISACコントロールなどの設定を行うことができます。
セッションウィンドウではプログラムで扱う「プレーヤー」に対してのさまざまな再生設定を試すことができます。
# プレビュー方法 プレーヤーにプレビューしたいキューをドロップして追加することで、プレビューができます。
プレーヤーを複数用意し、それぞれをウィンドウ化してプレビューが可能です。
# 各ビューの説明
セッションの設定状態をシーンとして保存、再読み込み、切り替えができます。
項目 | 説明 |
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シーンのメニュー| シーンを切り替えます。 | |
前へ、次へ| シーンを切り替えます。 | |
保存| 現在のシーンの状態を保存します。 | |
リセット| 現在のシーンをリセットします。キューのリストは残ります。 | |
初期化| 現在のシーンを初期化します。キューのリストも削除されます。 | |
再読み込み | 最後に保存したシーンの状態に戻します。 |
ビューボタン | 各ビューの表示/非表示を変更します。 |
項目 | 説明 |
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シーン名 | シーンの切り替え。切り替え時に現状が自動保存されます。 |
複製して保存 | 現在のシーンを元に、シーンを新たに作成して保存します。 |
名前変更 | 現在のシーンの名前を変更します。 |
削除 | 現在のシーンを削除します。 |
初期状態に戻す | すべてのシーンを削除して初期状態に戻します。 |
セッションフォルダーを開く | セッション情報が保存されているフォルダーを表示します。 |
DSPバス設定、スナップショットの切り替えができます。 スナップショットの切り替え時間を指定できます。 ※チェックを外すとリセットが行われます。
カテゴリボリュームの停止と、カテゴリボリュームの変更ができます。 ※チェックを外すとリセットが行われます。
カテゴリにAISACがある場合AISACを変更することができます。
ドラッグにより、ソース、リスナーの3Dを変更してプレビューができます。 最後に再生したキューの情報が表示されます。
対象の再生が必要 起動直後は何も再生していないためコントロールできません。
3Dの設定(パンタイプが3Dでない場合など)の時は「3D未使用」と表示されて、コントロールできません。
また、「プレーヤーに3Dオブジェクトをアタッチ」のチェックが外れている場合も3Dのプレビューは行えません。
プレーヤーの追加 追加ボタンを押すとプレーヤーを追加します。
16個まで追加できます。
プレーヤーの削除 選択中のプレーヤーを削除します。
最低1個必要です。
このビューは配置の変更やウィンドウ化することができます。
リセットについて プレーヤーパラメーター
キューの追加 ワークユニットツリーからキューをドラッグ&ドロップすることで追加できます。
キューフォルダーやキューシートをドロップすると中のキュー全てを追加します。
(プレーヤー1つに200まで登録できます)
キュー個別の再生・停止 キューのトランスポートの操作でキュー単位での再生/停止/ポーズができます。
ランタイム的にはplaybackIDを使用した操作になります。
停止動作は状態により変化します。
キューの削除
再生キューのハイライト トランスポートの再生ボタンは再生中にハイライトします。
キューの移動 「上へ」ボタンを押すことで位置を変更できます。
ショートカットキーによる再生 「ショートカット」の列にある文字のキーで再生ができます。 このウィンドウにフォーカスがある時にのみ機能します。
AISACコントロールの変更ができます。
AISACコントロールの表示する項目について 全て
セレクターラベルを変更できます。