CRI Sofdec  Last Updated: 2024-09-25 20:36 p
キューポイント情報ファイル

「キューポイント」とは、ムービーにタイミング情報(イベントポイント)を入れておくための機能です。
ムービー再生中にイベントポイントで指定した時間になると、コールバック関数が呼び出されるようになっています。
「キューポイント情報ファイル」はテキストファイルで、これらのイベントポイントを定義しています。

キューポイント情報ファイルの書式

  (a)  1行目は時刻単位(整数)を記述します。
  (b)  2行目以降は、1行につき、時刻、数値、イベントポイント名、文字列の4つをカンマ区切りで記述します。
  (c)  最初のパラメーター「時刻」(Time)はいつイベントを発行するかを指定するものです。時刻を時刻単位で割ると秒になるようにします。
  (d)  2番目のパラメーター「数値」(Value)はアプリケーションで自由に使うことができます。
  (e)  3番目のパラメーター「イベントポイント名」はイベントポイントの名前です。
  (f)  4番目のパラメーター「文字列」(String)はアプリケーションで自由に使うことができます。ライブラリはこのパラメーターの解析は行いません。アプリケーションで行ってください。
  (g)  ’;’(セミコロン)から始まる行はコメントとして解釈されます。
  (h) 文字コードは、ascii、シフトJIS、UTF-8、BOM付きのUTF-16(UTF-16LE)に対応しています。



キューポイント情報ファイルの例

[Example 1]
この例では時刻単位は1000です。
イベントは、0, 5, 7, 8, 15, 25秒でそれぞれ発生します。
3番目と4番目のイベントの文字列はカンマで区切られていますが、これらはアプリケーション側で解析する必要があります。

;Time, Value, EventPointName, String
1000
0,0,navi1
5000,0,navi2
7000,1,evpt1,param,test
8000,1,evpt2,param1,300,param2,500
15000,0,navi3
15000,1,evpt3
25000,0,navi4