CRI Sofdec  Last Updated: 2024-04-17 11:21 p
Sofdec1との機能比較

Sofdec1 と Sofdec2 の違い

CRI SofdecでSofdec1(MWSFD)とSofdec2(CRI Mana)の違いについて説明します。

Sofdec2 は、Sofdec1のビデオ圧縮コーデックを使いつつ、データフォーマットから関数仕様まで全て刷新した新ライブラリです。
そのため、Sofdec1用のデータ(SFDファイル)は再生できませんし、関数仕様にも互換性がありません。

Sofdec1 とSofdec2 の違い
項目 Sofdec1 Sofdec2
ムービーデータ拡張子 .sfd .usm
ヘッダ名 crimwsfd.h cri_mana.h
ライブラリバージョン名 MWSFD CRI Mana
ライブラリシンボル名 mwPly criMana
必要な他のライブラリ CRI ADX ADX2, CRI Base

データフォーマットの変更にあわせて、機能追加や使用ワークバッファーサイズの削減などを実現しています。

主な機能の比較

Sofdec1とSofdec2の大まかな機能比較を表にまとめると次のようになります。

Sofdec1 とSofdec2 の機能比較表
項目 Sofdec1 Sofdec2
オーディオ同期再生
シームレスループ再生 △(※1)
シームレス連結再生 △(※1)
アルファ(フル)
アルファ(3値) ×(※2)
アルファ(ルミナンス) ×(※2)
5.1ch オーディオ ○(※3)
ボイストラック追加再生
字幕情報 ○(※4)
シーク再生 ×
キューポイント ×
オンメモリ再生
再生前のヘッダー解析
(※1) 連結再生のムービーデータ指定方法が大きく変更になりました。
(※2) 現状は非対応です。Sofdec2のアルファムービー形式については今後も機能拡張または旧方式の対応を検討中です。
(※3) エンコード時に、モノラルWAVEファイルを6本直接指定する方式に変更になりました。
(※4) 文字コードをSJIS,UTF8,UTF16 に対応しました。