オンメモリ再生

オンメモリ再生について

再生するムービーのデータをすべてメモリ上に書き出します。
ムービー再生中にディスクアクセスを行う必要が無くなるので、実行速度の向上に繋がります。

注意
メモリの容量には限りがあるので「大きなサイズのムービーデータ」や「複数のムービーデータ」をメモリ上に書き出さないよう注意してください。

オンメモリ再生の方法

ムービーの読み込み

CriFsLoaderComponent を使用した読み込み方法がおススメです。
CriFsLoaderComponent の "Auto Activate" を false に設定すると任意のタイミングで読み込みを行うことができます。

criware_ue4_mana_onmemory1_L.jpg

ムービーデータの設定

"Data Mana Movie" クラスを使用して、メモリ上のムービーデータからムービー情報を設定します。
ムービー読み込みの完了後に行います。

criware_ue4_mana_onmemory2_L.jpg

ManaComponent に必要なものを設定する

ムービー情報を保持している Data Mana Movie を使って、ムービー再生に必要な情報を設定します。

criware_ue4_mana_onmemory3_L.jpg

マテリアルの作成

コンテンツブラウザ上でマテリアルを作成します。
"Material Expression Mana Color Space Converter" ノードを使います。
再生するムービーに対応した設定を行ってください。

criware_ue4_mana_onmemory5_M.jpg

3つのテクスチャパラメータを準備します。
※ アルファムービーを再生させる場合は、アルファ用のテクスチャも準備する必要があります。

criware_ue4_mana_onmemory4_L.jpg

BPでマテリアルパラメータを更新する

作成したマテリアルを元に "Dynamic Material Instance" を作成します。
"ManaTexture::ComponentTexture" をマテリアルのテクスチャパラメータに設定します。

criware_ue4_mana_onmemory6_L.jpg

サンプルBP

こちらからサンプルBPを確認することができます