CriWare Unreal Engine
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AtomModulationアセット


Atom Modulation の概要

本プラグインでは、ゲーム環境の様々な状況に応じたサウンド表現を実現するために、Atom Modulationと呼ばれる機能を追加しました。
UnrealEngine標準オーディオの拡張機能の (オーディオ モジュレーション プラグイン) に基づいていますが、ADXでより使いやすく設計されています。
Atom Modulationは 本プラグインのシステム上で実行され、Atom Component、AISAC、および Atom ASRなどのシステムに直接指定が可能となっています。

Atom Modulationシステムは、これまでないサウンドのミキシングを提供し、オーディオパラメータを動的に制御およびパラメータ化するための機能の動的なサブセットを提供します。
これにより、AtomCraftで行えるデータ主導の設定だけでは実現できない、より柔軟なインタラクティブなオーディオ表現を実現できます。

本システムの概要:

  • 柔軟性と汎用性を備えたAtomCraftと分離したインタラクティブなオーディオ表現とサウンドミキシングシステムを提供
  • ゲームのオーディオミックスを試聴してデバッグするための堅牢な一連のツールを確立
  • 拡張が容易で、プラグインを介して音源、エフェクト、サブミックスなどさまざまなオーディオ タイプのさらなるモジュレーションに利用可能な API を提供

Atom Modulationは、浮動小数点(小数)を制御しており、AtomComponentの各種パラメーター、AISAC Controller、および ASR Rackのパラメータの調整に重点を置いています。
Atom Modulationのミキシングは、どのパラメータを変更を適用するかを提供するだけでなく、このアクティブ・非アクティブ化が可能であり、より柔軟なトランジション システムも提供します。
例えば、Atom Rack Snapshot を直接使用すると、適用時にすべての ASR パラメータ (Atom Rack および Bus Effect) がオーバーライドされ、AtomComponentが変更されなくなります。
また、Atom ModulationでははLFOやEnvelope Followerを提供し、拡張性も高いものとなっています。

Modulationの値

すべてのModulationの値は、単位値(dBなど)空間と 正規化値空間(0~1)に対応しています。
システム内部では正規化された値が用いられますが、エディタ上ではこの正規化された値だけではなくより直感的なパラメータに依存した単位で簡単に確認できます。

オーディオボリュームの単位値と正規化値間の変換において単位空間は -60 dB (無音のしきい値。エディタから変更可能) から 0 dB (音量最大) の範囲とする場合、Log関数を通して0.0f ~ 1.0の範囲で正規化空間にマッピングされます。
この単位空間における値がとりうる範囲はパラメータによって異なり、ピッチの場合は-12~12(セミトン)となっています。
この場合も0.0f ~ 1.0の範囲で正規化空間にマッピングされますが、その際の変換に用いられる関数はパラメータの種類によって異なります 。

関連アセットについて

Atom Modulation Parameter アセット
Atom Modulaion Generator アセット