CriWare Unreal Engine
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ADX チュートリアル No.11 : シーケンサーを使って音を再生する

本稿ではUE機能を使った音声の再生方法をご紹介します。
※シーケンサー機能については、Unreal Engine 公式ホームページをご覧ください。

シーケンスアセットを追加する

シーケンサーの機能を使うには、シーケンサーデータを含む シーケンスアセット を追加する必要があります。

シーケンサーにトラックを追加する

シーケンスエディタ上に存在するトラック追加ボタンから Atom Track を追加します。

Atomトラックのセクション追加ボタンを押して、キューシートを選択したのちにキューを選択します。

サウンドキューを選択するとAtomトラック上に選択したサウンドキューが設定されているセクションが追加されます。

注意
マーカーなどの特殊な再生タイミングの制御を用いるキューはシーケンサーでは使用できないことにご注意ください。 (~2.01.00.00)

音声の再生制御について

再生開始タイミング

音声は"セクション範囲の開始"のタイミングで再生が開始されます。
セクションを移動させることで音声の再生タイミングを調節することができます。

再生終了タイミング

音声は下記のタイミングで再生が停止されます。

  • セクション範囲の終了
  • シーケンサーの終了
  • セクションの再生時間がサウンドキューの再生間隔を超えたとき ※ OneShot再生時

セクションの端の位置を移動させることで再生間隔を変更できます。

ボリューム / ピッチを変更する

Atomトラックを展開することで、ボリュームとピッチに対するアクションキーを追加することができます。
追加することでシーケンサーが再生中でもボリュームとピッチの変更が可能になります。
また、アクションキー間でのボリュームとピッチの値を時間経過と共に変化させることも可能です。

アクションキー間の変化量を調整する

シーケンスエディタから カーブエディタ を開きます。

変化量を調整したいパラメータを選択します。
設定されているアクションキーがグラフ上に表示されます。

グラフ上に表示されているアクションキーを移動させることで下記の設定が変更できます。

  • アクションキーの位置
  • 設定されているパラメータの変化値

また、アクションキー間のカーブを変化させることでパラメータの変化量を調整できます。

Q&A ピッチが変化しない問題に遭遇した

ピッチを変更することは、音声の周波数を変更することになります。
CRIWARE UE プラグインでは、デフォルトで最大48kHzまでの周波数に対応するよう設定されています。
そのため、ピッチを変更する際に最大周波数を超える場合は変更処理は行われません。
最大周波数の設定方法については マニュアル をご参考ください。