CRIWARE Unity Plugin Manual  Last Updated: 2024-12-05
リリースノート

開発情報

制限事項(機種共通)

  • ファイルパスにカンマ:','、タブ:'\t'、改行:'\n'文字を含めないでください。
    • これらの文字が含まれていると、CRI のライブラリやツールは正しくパスを解釈できません。
    • 不適切なファイルパスでファイルが開けない、メモリ確保に失敗するといったエラーが発生します。
  • Everyplayなどの録画ミドルウェアと弊社プラグインを併用する場合、そのままでは音声が正しく録音されない場合があります。
    • 詳しくは、SDKマニュアル内の「端末固有情報」->「ゲーム録画ミドルウェアとの併用」ページをご参照ください。
    • 現在、CRIWARE プラグインの低遅延再生モードは、ゲーム録画ミドルウェアによって録音されません (Everyplay 含む)。

既知の不具合(機種共通)

  • インゲームプレビュー接続中にプラグインの終了処理を行うと、一定確率でアプリ側がハングアップする現象が確認されています。
    • この問題を回避するには、CRI Atom Craft 側でインゲームプレビューを切断してからプラグインの終了処理を行うようにしてください。
  • シーク再生とループ再生を併用している場合にムービ再生が途中で進まくなる不具合があります。
    • 現在回避方法は見つかっておらず、当面はシーク再生とループ再生を併用しないようにして下さい。
  • Ambisonics モードを有効にした CriManaMovieControllerを作成し、動画再生を行うと再生終了時にクラッシュする場合があります。」
  • Mana Preview -> Enable Timeline Scrub Playback プロジェクト設定を無効にした場合、以下の条件でエディタがハングアップする可能性があります。
    • Mana TimelineのクリップにUnity Timelineのカーソルを合わせた状態で、同クリップの動画ファイル名を編集する
    • 問題を回避するには該当設定をプロジェクト設定 -> CRIWARE -> Editor -> Mana Preview から有効にしてください。
  • 機種共通・固有の既知の不具合については、今後の SDK リリース時に修正予定です。

Unity Editor

動作要件

  • Unityの動作要件を参照のこと

動作確認

  • Unity Ver.2022.3.47f1

備考

  • ダウンロードしたSDK内のサンプルプロジェクトを Mac OSX 環境にて開く場合、セキュリティ警告によってライブラリをロードできないことがあります。
    • サンプルプロジェクトの動作を確認する場合は、ライブラリを開くことを許可した後にUnity Editorを再起動してください。
    • また、Asset Support Add-onの動作を確認する場合は、Unity Editorの再起動後にCRIアセットを再インポートしてください。

Android

動作要件

  • Unity 2018以降
  • ARM64/ARMv7/x86/x64 対応のCPU、Android OS 4.4以上を搭載した機種  ※エミュレータ上での動作確認はしておりません。

動作確認

  • Android NDK (Revision r20)
  • Android SDK
  • Java Development Kit

既知の不具合

  • デュアルスピーカを搭載した Android 端末において、端末を回転しても出力チャンネルが変化しないため、ステレオ出力が意図通り動作しない可能性があります。
  • Graphics APIをvulkanに設定した場合、CRI Manaの動作にはUnity 2019.1以上が必要です。
    • Unity 2018でもアプリのビルド自体はできてしまいます。
    • ただし、Unity 2018でビルドした場合、起動時にアプリがクラッシュする、または再生時にムービマテリアルがエラーになることが確認されています。
  • 「SonicSYNC」機能を有効化した場合に、以下の問題が発生します。
    • 一部の端末で「端末ボタン等によるボリューム操作」や「機内モードの On/Off」などのシステム操作を行うと音途切れ(プチノイズ)が発生する
    • Bluetooth ヘッドセットを接続した状態で音声付きの動画を再生すると、音途切れやカクツキなどが発生する。
  • CRI Manaによるムービーの再生中に、再生コンポーネントを含むGameObjectやシーンを破棄するとクラッシュする場合があります。
    • GameObjectやシーンの破棄前に停止要求を行い、プレーヤーのStop状態を待機してから破棄を行うことで回避できます。

iOS

動作要件

  • Unity 2018以降
  • armv7/arm64対応のCPU、iOS 10以降がインストールされた端末  ※シミュレータ上では動作しません。  (Unityのネイティブプラグインの動作制限のため)
  • Xcode 12.5 以降

動作確認

  • iOS 17.2.1
  • Xcode 15

既知の不具合

  • CRI Atom の音声再生を有効にした場合、Unity 標準のマイク入力機能が正しく動作しなくなります。
  • Unity2019.3 など OpenGLES2 が非推奨となっているバージョンにおいて、Graphics API として OpenGLES2 が有効な場合にH.264 コーデックの動画再生が正常に行えないことを確認しています。
    • 上記環境において H.264 再生を利用したい場合は個別にお問い合わせください。
  • 「SonicSYNC」機能を有効化した場合に、以下の問題が発生します。
    • iPhone 7以前などのデュアルコア端末において、Xcode を接続したデバッグ実行を行うと音途切れ(プチノイズ)が発生する。
  • CRI Manaによるムービーの再生中に、再生コンポーネントを含むGameObjectやシーンを破棄するとクラッシュする場合があります。
    • GameObjectやシーンの破棄前に停止要求を行い、プレーヤーのStop状態を待機してから破棄を行うことで回避できます。

MacOSX

動作要件

  • Unity 2018以降
  • Mac OS X 10.13以降 (64bitのみ)

動作確認

  • Mac OS X 13.3.1
  • Xcode 14.3

既知の不具合

  • 動画再生時に以下の条件をすべて満たす場合、動画がなめらかに再生されなかったりW2015080610の警告が発生することがあります。
    • CriWare.CriManaMovieMaterial.advancedAudioがfalse
    • [CRIWARE Library Initializer]->[Enable SonicSYNC]がtrue
    • 外部オーディオデバイスから音声出力を行っている

PC(Windows)

動作要件

  • Unity 2018 以降
  • Windows 7 / 8.1 / 10 / 11
  • DirectX エンドユーザーランタイム (June 2010)
  • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
  • Microsoft .NET Framework 4.0

動作確認

  • Windows 10 Pro (64bit)

WebGL

動作要件

  • Unity 2021以降
  • Desktop: Chrome / Firefox / Safari / Edge

動作確認

  • Chrome 123.0.6312.123
  • Firefox 124.0.2
  • Safari 16.6
  • Edge 123.0.2420.97

既知の不具合

  • Unity 2019.3 にて、Unityエディタから「Build and Run」でビルド実行した場合に動画の再生が行えません。
    • ビルドしたバイナリをサーバーにアップロードして実行する際は問題ありません
  • CriMana.Player.PrepareForRendering 呼び出し時に、ステータスが描画準備完了(ReadyForRendering)に遷移しない場合があります。
  • Google Chromeでアプリを実行中にブラウザからフォーカスを外すと、BusAnalyzerやCriAtomExOutputAnalyzerが動作しなくなる問題を確認しています。
    • Player Settingsの"Run In Background"を有効にした場合は問題が発生しません。
  • ライブラリの終了直後にあらためてライブラリ初期化すると例外が発生することがあり、ライブラリが不正な状態になります。
    • 特にFirefoxブラウザにて発生しやすいです。

機能制限

  • CRI File System 関連の機能は使用できません。
  • WebGL 向けには VP9 未対応であるため、本パッケージに VP9 拡張プラグインは含まれていません。
    • PC のアプリケーションに組み込みたいお客様は、CRI サポートにお問い合わせください。
    • Unity Editor 上でサンプルを動作させると、VP9 コーデック再生サンプルを確認することができます。
  • Sofdec のキューポイント機能/字幕機能においてエンコード時に指定する「キューポイント情報ファイル」及び「字幕情報ファイル」は、UTF-8 でエンコードされている必要があります。

バージョン情報

SDK

  • CRIWARE SDK for Unity
    • Ver.3.11.00

プラグイン

  • CRIWARE Unity plugin
    • Ver.2.43.50LE

ツール

  • CRI Atomツール Ver.3
    • Ver.3.54.01
  • CRI File Systemツール
    • Ver.2.52.00
  • Sofdecツール
    • Ver.2.24.04
  • ADX LipSync ツール
    • Ver.1.00.02
  • バージョン情報閲覧ツール
    • Ver.1.52

アドオンプラグイン

  • Asset Support Add-on
    • Ver.1.2.06+0.9.06

拡張プラグイン

  • CRI ADX LipSync Unity Expansion
    • Ver.1.02.12
  • CRI ADX Audio Effect McDSP Expansion
    • Ver.1.01.02
  • CRI Sofdec Codec VP9 Expansion
    • Ver.1.01.07
  • CRI File System Web Installer Curl Expansion
    • Ver.1.00.01
  • CRI Afx Sound xR Expansion
    • Ver.1.0.1