CRIWARE Unity Plugin Manual  Last Updated: 2024-04-24
リリースノート

開発情報

制限事項(機種共通)

  • ファイルパスにカンマ:','、タブ:'\t'、改行:'\n'文字を含めないでください。
    • これらの文字が含まれていると、CRI のライブラリやツールは正しくパスを解釈できません。
    • 不適切なファイルパスでファイルが開けない、メモリ確保に失敗するといったエラーが発生します。
  • Everyplayなどの録画ミドルウェアと弊社プラグインを併用する場合、そのままでは音声が正しく録音されない場合があります。
    • 詳しくは、SDKマニュアル内の「端末固有情報」->「ゲーム録画ミドルウェアとの併用」ページをご参照ください。
    • 現在、CRIWARE プラグインの低遅延再生モードは、ゲーム録画ミドルウェアによって録音されません (Everyplay 含む)。

既知の不具合(機種共通)

  • インゲームプレビュー接続中にプラグインの終了処理を行うと、一定確率でアプリ側がハングアップする現象が確認されています。
    • この問題を回避するには、CRI Atom Craft 側でインゲームプレビューを切断してからプラグインの終了処理を行うようにしてください。
  • シーク再生とループ再生を併用している場合にムービ再生が途中で進まくなる不具合があります。
    • 現在回避方法は見つかっておらず、当面はシーク再生とループ再生を併用しないようにして下さい。
  • Ambisonics モードを有効にした CriManaMovieControllerを作成し、動画再生を行うと再生終了時にクラッシュする場合があります。」
  • Mana Preview -> Enable Timeline Scrub Playback プロジェクト設定を無効にした場合、以下の条件でエディタがハングアップする可能性があります。
    • Mana TimelineのクリップにUnity Timelineのカーソルを合わせた状態で、同クリップの動画ファイル名を編集する
    • 問題を回避するには該当設定をプロジェクト設定 -> CRIWARE -> Editor -> Mana Preview から有効にしてください。
  • 機種共通・固有の既知の不具合については、今後の SDK リリース時に修正予定です。

Unity Editor

動作要件

  • Unityの動作要件を参照のこと

動作確認

  • Unity Ver.2022.3.17f1

備考

  • ダウンロードしたSDK内のサンプルプロジェクトを Mac OSX 環境にて開く場合、セキュリティ警告によってライブラリをロードできないことがあります。
    • サンプルプロジェクトの動作を確認する場合は、ライブラリを開くことを許可した後にUnity Editorを再起動してください。
    • また、Asset Support Add-onの動作を確認する場合は、Unity Editorの再起動後にCRIアセットを再インポートしてください。

Android

動作要件

  • Unity 2018以降
  • ARM64/ARMv7/x86/x64 対応のCPU、Android OS 4.4以上を搭載した機種  ※エミュレータ上での動作確認はしておりません。

動作確認

  • Android NDK (Revision r20)
  • Android SDK
  • Java Development Kit

既知の不具合

  • デュアルスピーカを搭載した Android 端末において、端末を回転しても出力チャンネルが変化しないため、ステレオ出力が意図通り動作しない可能性があります。
  • Graphics APIをvulkanに設定した場合、CRI Manaの動作にはUnity 2019.1以上が必要です。
    • Unity 2018でもアプリのビルド自体はできてしまいます。
    • ただし、Unity 2018でビルドした場合、起動時にアプリがクラッシュする、または再生時にムービマテリアルがエラーになることが確認されています。
  • 「SonicSYNC」機能を有効化した場合に、以下の問題が発生します。
    • 一部の端末で「端末ボタン等によるボリューム操作」や「機内モードの On/Off」などのシステム操作を行うと音途切れ(プチノイズ)が発生する
    • Bluetooth ヘッドセットを接続した状態で音声付きの動画を再生すると、音途切れやカクツキなどが発生する。

iOS

動作要件

  • Unity 2018以降
  • armv7/arm64対応のCPU、iOS 10以降がインストールされた端末  ※シミュレータ上では動作しません。  (Unityのネイティブプラグインの動作制限のため)
  • Xcode 12.5 以降

動作確認

  • iOS 17.2.1
  • Xcode 15

既知の不具合

  • CRI Atom の音声再生を有効にした場合、Unity 標準のマイク入力機能が正しく動作しなくなります。
  • Unity2019.3 など OpenGLES2 が非推奨となっているバージョンにおいて、Graphics API として OpenGLES2 が有効な場合にH.264 コーデックの動画再生が正常に行えないことを確認しています。
    • 上記環境において H.264 再生を利用したい場合は個別にお問い合わせください。
  • 「SonicSYNC」機能を有効化した場合に、以下の問題が発生します。
    • iPhone 7以前などのデュアルコア端末において、Xcode を接続したデバッグ実行を行うと音途切れ(プチノイズ)が発生する。

MacOSX

動作要件

  • Unity 2018以降
  • Mac OS X 10.13以降 (64bitのみ)

動作確認

  • Mac OS X 13.3.1
  • Xcode 14.3

既知の不具合

  • 動画再生時に以下の条件をすべて満たす場合、動画がなめらかに再生されなかったりW2015080610の警告が発生することがあります。
    • CriWare.CriManaMovieMaterial.advancedAudioがfalse
    • [CRIWARE Library Initializer]->[Enable SonicSYNC]がtrue
    • 外部オーディオデバイスから音声出力を行っている

PC(Windows)

動作要件

  • Unity 2018 以降
  • Windows 7 / 8.1 / 10 / 11
  • DirectX エンドユーザーランタイム (June 2010)
  • Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
  • Microsoft .NET Framework 4.0

動作確認

  • Windows 10 Pro (64bit)

バージョン情報

SDK

  • CRIWARE SDK for Unity
    • Ver.3.10.01

プラグイン

  • CRIWARE Unity plugin
    • Ver.2.42.46

ツール

  • CRI Atomツール Ver.3
    • Ver.3.52.02
  • CRI File Systemツール
    • Ver.2.52.00
  • Sofdecツール
    • Ver.2.24.03
  • ADX LipSync ツール
    • Ver.1.00.02
  • バージョン情報閲覧ツール
    • Ver.1.50

アドオンプラグイン

  • Asset Support Add-on
    • Ver.1.1.04+0.8.09

拡張プラグイン

  • CRI ADX LipSync Unity Expansion
    • Ver.1.02.11
  • CRI ADX Audio Effect McDSP Expansion
    • Ver.1.01.02
  • CRI Sofdec Codec VP9 Expansion
    • Ver.1.01.06
  • CRI File System Web Installer Curl Expansion
    • Ver.1.00.01
  • CRI Afx Sound xR Expansion
    • Ver.1.0.1