[CriAtom]トランシーバー

サンプル内容

概要

トランシーバー機能を利用した空間音響表現のサンプルです。

操作方法

[Outside]ボタンを押下すると、カメラ（リスナー付き）は部屋から外（Outside）に移動します。
[Inside]ボタンを押下すると、カメラが現在位置から初期位置（Inside）に戻ります。

ボタンを押し、カメラが移動すると同時に、リスナーから聞こえる音の方向性が音源やトランシーバーとの位置関係によって変わります。

シーン情報

ミドルウェア	CRI ADX (CRI Atom）
サンプル	Advancedサンプル
格納場所	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/Scenes/criatom/advanced/
シーンファイル	Scene_07_Transceiver.unity

プログラムの解説

3Dリージョンの設定について

音が直接音源から聞こえるか、トランシーバーを介して聞こえるかについては以下のルールに従います：

• 音源とリスナーが同じリージョンに属する場合、音が音源から直接聞こえます
  
• 音源とリスナーが異なるリージョンに属する場合、トランシーバーが自分と同じリージョンに属する音を集約して、リージョンの違うリスナーに出力します
  「リスナーが室内にいるときは室外の音をトランシーバーから再生する」、「リスナーが室外にいるときは室内の音をトランシーバーから再生する」という動作を実現するためには、以下のような方法でリージョンを切り替える必要があります。
  

  /* コード抜粋 */
  /* Monobehaviourは部屋の壁に沿った形のボックスにアタッチします */
  /* 部屋の中に入った際のコールバック */
  private void OnTriggerEnter(Collider other) {
      var listener = other.GetComponent<CriAtomListener>();
      if (listener != null) {
          listener.region3d = regionIn;
          transceiver.region3d = regionOut;
      }
  }
  
  /* 部屋から外に出た際のコールバック */
  private void OnTriggerExit(Collider other) {
      var listener = other.GetComponent<CriAtomListener>();
      if (listener != null) {
          listener.region3d = regionOut;
          transceiver.region3d = regionIn;
      }
  }