[CriAtom]サウンドファイル再生

サンプル内容

概要

本サンプルはADXで圧縮していないサウンドファイルを再生するシンプルなシーンです。
コンポーネントを使用せず、下記の関数コールによって簡単にサウンドファイルを再生できます。

操作方法

• [Playback File (MUSIC)]、 [Playback File (SE)]ボタン
  指定したサウンドファイルを再生します。
  
  
• [Stop]ボタン
  サウンド再生を停止します。
  

シーン情報

ミドルウェア	CRI ADX (CRI Atom）
サンプル	Primitiveサンプル
格納場所	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/Scenes/criatom/primitive/
シーンファイル	Scene_01_PlaybackFile.unity

プログラムの解説

プログラムの流れ

スクリプトでは下記の関数コールによりサウンドファイルを再生します。

• (1) プレーヤーの作成
  

  this.player = new CriAtomExPlayer();

  
  
• (2) 再生するファイルの設定
  

  this.player.SetFile(null, Path.Combine(CriWare.streamingAssetsPath, "sample_music.wav"));

  
  
• (3) サウンドフォーマットの設定 (SetFormat関数)
  

  this.player.SetFormat(CriAtomEx.Format.WAVE);

  
  
• (4) 再生開始の指示

  this.player.Start();

  
  

VoicePool クラスの作成

音声を再生するには以下のようにフォーマットに合わせた VoicePool クラスを作成します。
プレーヤーで音声の再生を行うと、プレーヤーは作成されたボイスプールからボイスを取得し再生を行います。

使用例

WAVE ファイルを再生するために CriAtomExWaveVoicePool を 以下のように作成します。

private CriAtomExWaveVoicePool waveVoicePool;
this.waveVoicePool = new CriAtomExWaveVoicePool(2, 2, 48000, true);

本サンプルで使用するWAVEファイルはチャンネル数最大 2、サンプリングレート最大 48kHz であるため、
VoicePool 作成時にチャンネル数 2、サンプリングレート 48000 の値を指定しています。

注意

一部 CriAtomExWaveVoicePool クラスに対応していないプラットフォームがあります。

注意

本サンプルで再生するWAVE形式の音声データには同時再生数の制限設定を設けられません。
連続で再生要求を行うとCRIライブラリ側でエラーメッセージを出力することがあります。
このような場合、アプリケーション側でCRIライブラリの初期化パラメータを見直す必要があります。