[CriFs]ファイルの読み込み

サンプル内容

概要

単純なファイル読み込みのサンプルです。

操作方法

• [Loading Style: ORDINARY]、[Loading Style: COROUTINE]ボタン
  ファイルの読み込みに、従来方式（Oridinary）を使うのか、コルーチン方式（Coroutine）を使うのか指定します。
  
  
• [Load Text File]ボタン
  ローカルにあるテキストファイルを読み込み、表示します。
  
  
• [Load Image File (Local)]ボタン
  ローカルにあるイメージファイルを読み込み、表示します。
  
  
• [Stop Loading]ボタン
  「ORIDINARY」の時のみ、ファイル読み込みを中止できます。
  
  
• [Reset]ボタン
  読み込んだアイテムをクリアします。
  
  

シーン情報

ミドルウェア	ファイルマジックPRO (CRI File System）
サンプル	Basicサンプル
格納場所	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/Scenes/crifilesystem/basic
シーンファイル	Scene_01_LoadFile.unity

プログラムの解説

従来方式

各フレームの更新時に、ポーリングによって読み込み終了を確認する方法です。
従来のコンシューマゲーム開発で使われている読み込み方法です。

コルーチン方式

コルーチンによって、読み込み終了をyeild命令によって待ちます。
読み込み処理をシンプルに記述することができます。

コルーチン方式の読み込み手順

private IEnumerator LoadTextFile(string path)
{
    /*  Issue a request for file loading.               */
    var request = CriFsUtility.LoadFile(path);

ファイルのロードリクエストを出します。
バックグラウンドで非同期にロード処理が行われます。

/*  Sleep until the processing is completed . */
yield return request.WaitForDone(this);

ロード処理終了まで待ちます。

if (request.error == null)
{
    /*  The request.bytes stores the loaded data.       */
    using (var st = new StreamReader(new MemoryStream(request.bytes), Encoding.UTF8)) {
        this.loadedText = st.ReadToEnd();
    }
}

errorがnullならロード成功です。
テキストファイルの場合は文字列化を行います。

/*  Check whether the file loading is successful.   */
if (request.error == null)
{
    this.textures[n] = new Texture2D(0, 0);
    /*  The request.bytes stores the loaded data.       */
    this.textures[n].LoadImage(request.bytes);

画像ファイルの場合はテクスチャにロードします。