CRIWARE Unity Plugin Manual  Last Updated: 2024-12-05
CRI Mana Unity Timeline拡張

Timeline拡張の使用方法

トラックの作成

sfd2u_extension_timeline_new_track.png
Timelineの空白部分でマウス右クリック / Addボタン ⇒ CriTimeline.Mana ⇒ Cri Mana Trackから新しいManaトラックを作成出来ます。

sfd2u_extension_timeline_set_binding.png
Cri Manaトラックには CriManaMovieMaterial を継承したコンポーネントをバインドできます。
  • CriManaMovieController
  • CriManaMovieControllerForUI

トラック上に配置されているすべてのクリップは、同じトラックにバインドされているコンポーネントを通して再生します。
注意
複数のトラックに同じコンポーネントをバインドできません。
2回目のバインド時には上記画像のような警告がConsoleに出ます。

クリップの作成

sfd2u_extension_timeline_new_clip.png
Manaトラックの空白部分でマウス右クリック ⇒ Add Cri Mana Clipでトラックに新しいクリップを追加することができます。
Manaトラックは同時に1つのクリップのみ再生できます。複数クリップを重ねるなどして2つのクリップを同時に再生させることはできません。

クリップの編集

クリップの編集はTimelineウインドウ上、及び各クリップのインスペクタ画面で行えます。

Timeline拡張の編集項目

Cri Mana Track
sfd2u_extension_timeline_track.png
Cri Mana Track
パラメータ 説明 デフォルト値
Frame Sync Timelineのフレーム番号と動画の再生フレームを同期させます。 false
Check Pos Within Clip 同じClip内で再生位置を変化させた際に動画の再生位置も変化させるか否か
※再生用PlayableDirectorのtimeUpdateModeが「Manual」の場合はこちらのチェックを外してください。
true
Cri Mana Clip
sfd2u_extension_timeline_inspector.png
Cri Mana Clip Inspectorパラメータ
Clip Timing 説明
Start Timeline上でのクリップの開始位置
End Timeline上でのクリップの終了位置
Duration Timeline上でのクリップの長さ
Cri Mana Clip 説明 デフォルト値
Use On Memory Playback インスペクタ上のMovie Pathへの編集を無効化します false
Movie Data クリップが再生するTextAsset(.bytes)形式の動画ファイルの指定
.bytes に拡張子を変更したusmファイルを指定することができます。
TextAssetsファイルはStreamingAssetsフォルダ以外に配置する必要があります。
None
Movie Path クリップが再生するusmファイルへのファイルパスの指定
Projectウインドウからusmファイルをドラック&ドロップすることでもパスを設定できます。
Movie Frame Rate クリップが再生する動画ファイルのフレームレート
この項目は編集できません。最初の再生またはプレビューの時に情報が更新されます。
Clip Duration クリップが再生する動画ファイルの長さ この項目は編集できません。最初の再生またはプレビューの時に情報が更新されます。
Loop Within Clip クリップの長さが動画ファイルの長さより長い時、超過分の時間にループ再生するか否か false
Fade In クリップをフェードインさせるときの設定
パラメータ 説明
Duration[sec] クリップをフェードインさせる長さ
Curve クリップをフェードインさせるときの透過カーブ
Fade Out クリップをフェードアウトさせるときの設定
パラメータ 説明
Duration[sec] クリップをフェードアウトさせる長さ
Curve クリップをフェードアウトさせるときの透過カーブ
Fade Audio クリップがフェードした時、音声もフェードさせるか否か true
備考:
  • Movie DataとMovie Pathにそれぞれ動画ファイルがセットされている場合、Movie Dataを優先的に再生しようとします。
    • 従来のStreamingAssetsから動画を再生される場合はMovie Pathにのみ動画をセットください。
  • Movie Dataに動画ファイルをセットしたTimelineアセットをAssetBundle化した場合、AssetBundleからTimelineアセットをロードしたタイミングですべてのMovie Dataがメモリに展開されます。
    • Movie Dataを複数配置している場合はメモリの消費量にご注意ください。
    • このときのメモリ消費量はMovie Dataにセットされた動画ファイルのサイズ x Timelineへの配置数となります。