Subversionは、管理対象のファイルをリポジトリと呼ばれるデータベースで一元管理します。
このセクションでは、SVN環境セットアップの方法の一例として、svnserveを使う方法について紹介します。
subversionパッケージを入手します。
svnadminでリポジトリを作成します。
ディレクトリの権限を変更します。
/etc/sysconfig/svnserve から、svnserveのリポジトリルートを設定します。
/svn/repos/repo1/conf/svnserve.conf を書き換え、アクセス権を設定します。
/svn/repos/repo1/conf/passwd を書き換え、ユーザー名とパスワードを設定します。
svnserveでは3690 TCP接続するので、ポートを開放します。
確認は下記コマンドで行います。
SELinuxが有効のときはチェックアウトを行えないため、無効化します。 /etc/selinux/config
再起動し、getenforce
を実行してDisabledと表示されることを確認します。
svnserveを開始します。
svnserveがポート3690を使用しているか確認します。
svn://your.host.name/repo1 をSVNクライアントからチェックアウトできるかを確かめます。
セットアップがうまくいかない場合は、下記に挙げた項目などを調べ、原因の切り分けを行います。
nc -v -w 1 [IP address] -z 3690
Test-NetConnection -ComputerName [IP address] -Port 3690
svn checkout svn://[IP address]/repo1
コマンドを実行できるかどうか