Struct CriAtomAuxIn.Config
AuxIn作成用コンフィグ構造体
Inherited Members
Namespace: CriWare
Assembly: CriWare.CriAtom.dll
Syntax
[Serializable]
public struct CriAtomAuxIn.Config
Remarks
説明: 音声入力用のAuxInオブジェクトを作成するための、動作仕様を指定するための構造体です。 CriAtomAuxIn(in Config) 関数の引数に指定します。 作成されるAuxInオブジェクトは、オブジェクト作成時に本構造体で指定された設定に応じて、 内部リソースを必要なだけ確保します。 プレーヤが必要とするワーク領域のサイズは、本構造体で指定されたパラメーターに応じて変化します。
注意: 将来的にメンバが増える可能性があるため、 criAtomAuxIn_SetDefaultConfig メソッドを使用しない場合には、使用前に必ず構造体をゼロクリアしてください。 (構造体のメンバに不定値が入らないようご注意ください。)
Fields
maxChannels
最大出力チャンネル数
Declaration
public int maxChannels
Field Value
| Type | Description |
|---|---|
| int |
Remarks
説明: AtomInで再生する音声のチャンネル数を指定します。 CriAtomAuxIn(in Config) 関数で作成されたAuxInは、max_channelsで指定した チャンネル数"以下の"音声データを再生可能です。 最大出力チャンネル数として指定する値と、作成されたAuxInで再生可能なデータの 関係を以下に示します。
| 最大出力チャンネル数(指定する値) | 作成されたAuxInで再生可能なデータ |
| 1 | モノラル |
| 2 | モノラル、ステレオ |
| 6 | モノラル、ステレオ、5.1ch |
| 8 | モノラル、ステレオ、5.1ch、7.1ch |
備考: サウンド出力時にハードウェアリソースを使用するプラットフォームにおいては、 出力チャンネル数を小さくすることで、ハードウェアリソースの消費を抑えることが 可能です。
注意: 指定された最大出力チャンネル数を超えるデータは、再生することはできません。 例えば、最大出力チャンネル数を1に設定した場合、作成されたAuxInで ステレオ音声を再生することはできません。 (モノラルにダウンミックスされて出力されることはありません。)
maxSamplingRate
最大サンプリングレート
Declaration
public int maxSamplingRate
Field Value
| Type | Description |
|---|---|
| int |
Remarks
説明: AuxInで再生する音声のサンプリングレートを指定します。 CriAtomAuxIn(in Config) 関数で作成されたAuxInは、max_sampling_rateで指定した サンプリングレート"以下の"音声データを再生可能です。
備考: 最大サンプリングレートを下げることで、AuxIn作成時に必要となるワークメモリ のサイズを抑えることが可能です。
注意: 指定された最大サンプリングレートを超えるデータは、再生することはできません。 例えば、最大サンプリングレートを24000に設定した場合、作成されたAuxInで 48000Hzの音声を再生することはできません。 (ダウンサンプリングされて出力されることはありません。)
soundRendererType
サウンドレンダラタイプ
Declaration
public CriAtom.SoundRendererType soundRendererType
Field Value
| Type | Description |
|---|---|
| CriAtom.SoundRendererType |
Remarks
説明: AuxInが使用するサウンドレンダラの種別を指定します。 sound_renderer_type に SoundRendererDefault を指定した場合、 音声データはデフォルト設定のサウンドレンダラに転送されます。 sound_renderer_type に Native を指定した場合、 音声データは各プラットフォームのサウンド出力に転送されます。 sound_renderer_type に Asr を指定した場合、 音声データはASR(Atom Sound Renderer)に転送されます。 (ASRの出力先は、ASR初期化時に別途指定。)