Struct CriAtomExHcaMx.Config
HCA-MX初期化用コンフィグ構造体
Inherited Members
Namespace: CriWare
Assembly: CriWare.CriAtom.dll
Syntax
[Serializable]
public struct CriAtomExHcaMx.Config
Remarks
備考: デフォルト設定を使用する場合、 SetDefaultConfig(out Config) メソッドで 構造体にデフォルトパラメーターをセットした後、 Initialize(in Config, IntPtr, int) 関数 に構造体を指定してください。
注意: 将来的にメンバが増える可能性があるため、 SetDefaultConfig(out Config) メソッドを使用しない場合には、使用前に必ず構造体をゼロクリアしてください。 (構造体のメンバに不定値が入らないようご注意ください。)
Fields
maxInputChannels
入力データの最大チャンネル数
Declaration
public int maxInputChannels
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: アプリケーション中で再生するHCA-MXデータの最大チャンネル数を指定します。 再生するデータがモノラルの場合は1を、ステレオの場合は2を指定してください。
備考: HCA-MX初期化時に max_input_channels に指定された数以下の音声データが 再生可能になります。 例えば、 max_input_channels に6を指定した場合、5.1ch音声だけでなく、 モノラル音声やステレオ音声も再生可能になります。 100個のデータのうち、99個がモノラル、1個がステレオの場合でも、 max_input_channels には2を指定する必要があります。
maxSamplingRate
最大サンプリングレート
Declaration
public int maxSamplingRate
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: HCA-MXの出力に指定できる最大サンプリングレートです。 ミキサの最終出力でピッチを変更する場合に設定します。 ミキサの最終出力でピッチを変更しない場合は、output_sampling_rateと同じ値を設定してください。
備考: 例えばHCA-MX再生時にSetFrequencyRatio(int, float) 関数に 2.0f を指定してピッチを上げる場合は、 output_sampling_rate * 2 を指定してHCA-MXを初期化してください。
maxVoices
ミキサに登録可能な最大ボイス数
Declaration
public int maxVoices
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: ミキサごとに登録可能なHCA-MXボイスの数を指定します。 HCA-MXボイスプールを作成する際には、ボイスの総数が num_mixers × max_voices を超えないようご注意ください。
numMixers
ミキサ数
Declaration
public int numMixers
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: HCA-MXデコード結果を送信するミキサの数を指定します。 ミキサを複数作成することで、 ミキサごとに異なるDSPバスのDSP FXを適用することが可能になります。
注意: HCA-MXのデコード処理、および定常状態の処理負荷は、 ミキサの数に比例して重くなります。 本パラメーターを0に設定した場合でも、ミキサは 1 つだけ作成されます。 (旧バージョンとの互換性維持のため。) HCA-MXを使用しない場合には、本パラメーターと max_voices の両方を 0 に設定してください。
outputChannels
出力チャンネル数
Declaration
public int outputChannels
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: HCA-MXデータの出力チャンネル数を指定します。 通常、ターゲット機に接続されたスピーカーの数(出力デバイスの 最大チャンネル数)を指定します。
備考: モノラル音声のみを再生し、パンをコントロールしない場合には、 output_channels を1にすることで、処理負荷を下げることが可能です。
注意: output_channels の数を max_input_channels 以下の値に設定することは できません。
outputSamplingRate
出力サンプリングレート
Declaration
public int outputSamplingRate
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: 再生するHCA-MXデータのサンプリングレートを指定します。 HCA-MXデータを作成する際には、必ず全ての音声データを同一のサンプリング レートで作成し、その値を output_sampling_rate に指定してください。
備考: HCA-MXは、音単位のサンプリングレート変更を行えません。
serverFrequency
サーバー処理の実行頻度
Declaration
public float serverFrequency
Field Value
Type | Description |
---|---|
float |
Remarks
説明: サーバー処理を実行する頻度を指定します。
注意: Atomライブラリ初期化時に指定した値( CriAtomEx.Config 構造体の server_frequency )と、同じ値をセットする必要があります。
See Also
soundRendererType
サウンドレンダラタイプ
Declaration
public CriAtom.SoundRendererType soundRendererType
Field Value
Type | Description |
---|---|
CriAtom.SoundRendererType |
Remarks
説明: HCA-MXの出力先サウンドレンダラの種別を指定します。 sound_renderer_type に SoundRendererDefault を指定した場合、 音声データはデフォルト設定のサウンドレンダラに転送されます。 sound_renderer_type に Native を指定した場合、 音声データはデフォルト設定の各プラットフォームのサウンド出力に転送されます。 sound_renderer_type に Asr を指定した場合、 音声データはASR(Atom Sound Renderer)に転送されます。 (ASRの出力先は、ASR初期化時に別途指定。)