Struct CriAtomHcaMx.PlayerConfig
Inherited Members
Namespace: CriWare
Assembly: CriWare.CriAtom.dll
Syntax
public struct CriAtomHcaMx.PlayerConfig
Remarks
説明: HCA-MXが再生可能なプレーヤーを作成する際に、動作仕様を指定するための構造体です。 CreateHcaMxPlayer(in PlayerConfig, IntPtr, int) 関数の引数に指定します。 作成されるプレーヤーは、オブジェクト作成時に本構造体で指定された設定に応じて、 内部リソースを必要なだけ確保します。 プレーヤーが必要とするワーク領域のサイズは、本構造体で指定されたパラメーターに応じて変化します。
注意: 将来的にメンバが増える可能性があるため、 SetDefaultConfigForHcaMxPlayer(out PlayerConfig) メソッドを使用しない場合には、使用前に必ず構造体をゼロクリアしてください。 (構造体のメンバに不定値が入らないようご注意ください。)
Fields
maxChannels
最大出力チャンネル数
Declaration
public int maxChannels
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: Atomプレーヤーで再生する音声のチャンネル数を指定します。 CreateHcaMxPlayer(in PlayerConfig, IntPtr, int) 関数で作成されたAtomプレーヤーは、max_channelsで指定した チャンネル数"以下の"音声データを再生可能です。
maxSamplingRate
最大サンプリングレート
Declaration
public int maxSamplingRate
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: Atomプレーヤーで再生する音声のサンプリングレートを指定します。 CreateHcaMxPlayer(in PlayerConfig, IntPtr, int) 関数で作成されたAtomプレーヤーは、max_sampling_rateで指定した サンプリングレートと一致する音声データのみを再生可能です。
備考: 最大サンプリングレートを下げることで、Atomプレーヤー作成時に必要となるワークメモリ のサイズを抑えることが可能です。
注意: 指定された最大サンプリングレートに一致しないデータは、再生することはできません。 例えば、最大サンプリングレートを48000に設定した場合、作成されたAtomプレーヤーで 48000Hz以外の音声を再生することはできません。 (レート変換されて出力されることはありません。)
streamingFlag
ストリーミング再生を行うかどうか
Declaration
public NativeBool streamingFlag
Field Value
Type | Description |
---|---|
NativeBool |
Remarks
説明: Atomプレーヤーでストリーミング再生(ファイルからの再生)を行うかどうかを指定します。 streaming_flagにfalseを指定した場合、作成されたAtomプレーヤーはオンメモリのデータ 再生( SetData(IntPtr, int) 関数で指定したメモリアドレスの再生)のみをサポート します。(ファイルからの再生はできません。) streaming_flagにtrueを指定した場合、作成されたAtomプレーヤーはオンメモリのデータ 再生に加え、ファイルからの再生( SetFile(CriFsBinder, ArgString) 関数や SetContentId(CriFsBinder, int) 関数で指定されたファイルの再生)をサポートします。
補足: streaming_flagをtrueにした場合、Atomプレーヤー作成時にファイル読み込み用のリソース が確保されます。 そのため、streaming_flagをfalseの場合に比べ、Atomプレーヤーの作成に必要なメモリの サイズが大きくなります。