- ゲーム内でサウンド再生のログを取得することができます。
このログをツール上で再現することができ、不具合や調整を行うことができます。
ログ機能を使用するためには、アプリケーションはAtomExMonitorライブラリをリンクする必要があります。
ログ取得方法
- ログを取得するには次の2通りの方法があります。
- コールバック関数を使用した取得
エラーコールバック同様にコールバック関数を設定してアプリケーションがログ取得を行ないます。
コールバック関数登録時に、各種ログコマンドの内容説明文字列が登録関数に渡されます。
- Craft連動でホストPC側で取得(未実装)
Craftとの通信が確立した状態で、Craft側の操作によってログ取得を行ないます。
ログ取得内容
- 現状では以下の項目についてのログ取得が行えます。
- ADX2ライブラリAPI呼び出し
- 初期化/終了系API xxx_Initialize(), xxx_Finalize()等
(プラットフォーム固有関数は現在未対応)
- 生成/削除系API xxx_Create(), xxx_Destroy()等
- 再生コントロールAPI xxx_Start(), xxx_Stop(), xxx_Pause()等
- パラメーター設定系API(未実装) xxx_SetVolume(), xxx_SetPitch()等
- データロード系API (ACF, ACBのロード/解放)
- エラーコールバック
- ライブラリ内部の発音管理処理
- CriAtomExPlaybackId (CriAtomExPlaybackInfo) の取得/解放
- CriAtomSoundPlayerの再生コントロール
- CriAtomSoundPlaybackIdの取得/解放
- CriAtomPlayerPoolPlayerInfoの取得/解放
全てのログには以下の項目が付加されます。
- 識別子:#CRIATOM (コマンド説明用は#CRIATOMDEF)
- タイムスタンプ情報(AtomSoundTime:単位μsec)
- スレッドID情報
- ログコマンド:ログ内容の識別用
- コマンド情報:関数引数、構造体内容、ハンドル情報等
- [備考]
本機能の実装レベルはβレベルとなっており、今後機能を拡充していく予定です。
機能についての要望がありましたら、サポートまで連絡いただけると助かります。
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