CRI ADX  Last Updated: 2024-03-21 14:32 p
デバッグログ機能
ゲーム内でサウンド再生のログを取得することができます。
このログをツール上で再現することができ、不具合や調整を行うことができます。
ログ機能を使用するためには、アプリケーションはAtomExMonitorライブラリをリンクする必要があります。




ログ取得方法

ログを取得するには次の2通りの方法があります。
  1. コールバック関数を使用した取得
    エラーコールバック同様にコールバック関数を設定してアプリケーションがログ取得を行ないます。
    コールバック関数登録時に、各種ログコマンドの内容説明文字列が登録関数に渡されます。
  2. Craft連動でホストPC側で取得(未実装)
    Craftとの通信が確立した状態で、Craft側の操作によってログ取得を行ないます。

ログ取得内容

現状では以下の項目についてのログ取得が行えます。
  1. ADXライブラリAPI呼び出し
    • 初期化/終了系API xxx_Initialize(), xxx_Finalize()等
      (プラットフォーム固有関数は現在未対応)
    • 生成/削除系API xxx_Create(), xxx_Destroy()等
    • 再生コントロールAPI xxx_Start(), xxx_Stop(), xxx_Pause()等
    • パラメーター設定系API(未実装) xxx_SetVolume(), xxx_SetPitch()等
    • データロード系API (ACF, ACBのロード/解放)
  2. エラーコールバック
    • エラーコールバックの内容
  3. ライブラリ内部の発音管理処理
    • CriAtomExPlaybackId (CriAtomExPlaybackInfo) の取得/解放
    • CriAtomSoundPlayerの再生コントロール
    • CriAtomSoundPlaybackIdの取得/解放
    • CriAtomPlayerPoolPlayerInfoの取得/解放

      全てのログには以下の項目が付加されます。
  • 識別子:#CRIATOM (コマンド説明用は#CRIATOMDEF)
  • タイムスタンプ情報(AtomSoundTime:単位μsec)
  • スレッドID情報
  • ログコマンド:ログ内容の識別用
  • コマンド情報:関数引数、構造体内容、ハンドル情報等
[備考]
本機能の実装レベルはβレベルとなっており、今後機能を拡充していく予定です。
機能についての要望がありましたら、サポートまで連絡いただけると助かります。