CRI ADX  Last Updated: 2024-11-26 16:51 p
チュートリアルを始める前に

CRI Atom Craft ロボット のチュートリアルを始める前に、チュートリアルを進めていくために必要なデータの準備を行います。

Python3 のインストール

本チュートリアルは、スクリプト言語 「Python 3」 を使います。
Python のインストールが完了していない場合は、「 実行環境の準備 」を参考に Python のインストールを行いましょう。

チュートリアルフォルダーについて

CRI ADX SDKパッケージ(またはCRI ADX Toolsパッケージ)を展開(またはインストール)すると、次の場所にチュートリアルフォルダーが作成されます。

  • macOS
    ~/Documents/CRIWARE/CriAtomCraft/tutorials
  • Windows
    cri\tools\ADX2\ver.3\tutorials

チュートリアルフォルダー以下の構成は次のようになっており、チュートリアルで使用する波形ファイルと、チュートリアルで作成するスクリプトファイルの保存フォルダーが用意されています。

  • macOS
    tutorials
    ┗━ robot
    ┃━ 344
    ┃ ┣━ local
    ┃ ┣━ tutorial_data # 波形ファイルフォルダー
    ┃ ┃ ┣━ tutorial_data01
    ┃ ┃ ┣━ tutorial_data02
    ┃ ┃ ┣━ tutorial_data03
    ┃ ┗━ Python # スクリプトファイルの保存フォルダー
    ┗━ 3xx
  • Windows
    tutorials
    ┗━ robot
    ┗━ local
    ┣━ tutorial_data # 波形ファイルフォルダー
    ┃ ┣━ tutorial_data01
    ┃ ┣━ tutorial_data02
    ┃ ┣━ tutorial_data03
    ┗━ Python # スクリプトファイルの保存フォルダー



チュートリアルフォルダーの表示と参照先について

「スクリプト」メニューから「 スクリプトリスト ...」 を選択して スクリプトリスト ウィンドウを表示すると、「samples [CRI]」「tutorials [CRI]」のフォルダーとその内容が表示されます。

チュートリアルでは、この「tutorials [CRI]」フォルダーにスクリプトファイルを作成します。
「tutorials [CRI]」フォルダーをパスで示すと次のようになります。

  • macOS
    ~/Documents/CRIWARE/CriAtomCraft/tutorials/robot/344/local/Python # チュートリアル用
    (344系のパス。macOSでは robotの次にツールバージョンの数字が加わります。)
  • Windows
    cri\tools\ADX2\ver.3\tutorials\robot\local\Python # チュートリアル用


次は、 CRI Atom Craft のオブジェクト構造を理解しよう でスクリプトから操作するCRI Atom Craftの内部データについて説明します。