CRI File System の APIを使ってデータの読み込み/書き込みを行う場合、 CRI File System ライブラリは要求に優先度を設定し、さらに要求を一定サイズで分割して実行します。 そのため、アプリケーションがCRI File System の APIを使って大きなサイズのデータ読み込みを要求しても、 ストリーミング読み込みがアプリケーションが要求したデータ読み込みに割り込んで優先的に動作します。
一方、アプリケーションがCRI File System の APIを使わず、独自にデータの読み込み/書き込みを行うと、 読み込み/書き込み要求の優先度付け、要求サイズの分割処理等が働きません。 そのため、アプリケーションが大きなサイズのデータ読み込みを要求した場合、 そのデータ読み込みが完了するまでADXのストリーミング読み込みが長時間待たされてしまい、 データの供給が途切れてしまいます。