CRI ADX  Last Updated: 2024-03-21 14:32 p
CriAtomExMonitorConfigTag 構造体

Atomモニターライブラリ初期化用コンフィグ構造体 [詳解]

#include <cri_atom_ex_monitor.h>

フィールド

CriUint32 max_preivew_object
 インゲームプレビュー用管理リソースの最大値 [詳解]
 
CriUint32 communication_buffer_size
 通信用バッファサイズ [詳解]
 
CriUintPtr additional_buffer
 追加バッファ [詳解]
 
CriUint32 additional_buffer_size
 追加バッファサイズ [詳解]
 
CriSint32 playback_position_update_interval
 再生位置情報更新間隔 [詳解]
 

詳解

Atomモニターライブラリ初期化用コンフィグ構造体

説明:
モニターライブラリの動作仕様を指定するための構造体です。
criAtomExMonitor_Initialize 関数の引数に指定します。

CRI AtomEx Monitorライブラリは、初期化時に本構造体で指定された設定に応じて、内部リソースを 必要なだけ確保します。
ライブラリが必要とするワーク領域のサイズは、本構造体で指定されたパラメーターに応じて 変化します。
備考:
デフォルト設定を使用する場合、 criAtomExMonitor_SetDefaultConfig マクロで構造体にデフォルト パラメーターをセットした後、 criAtomExMonitor_Initialize 関数に構造体を指定してください。
注意
将来的にメンバが増える可能性があるため、 criAtomExMonitor_SetDefaultConfig マクロを使用しない 場合には、使用前に必ず構造体をゼロクリアしてください。
(構造体のメンバに不定値が入らないようご注意ください。)
参照
criAtomExMonitor_Initialize, criAtomExMonitor_SetDefaultConfig

フィールド詳解

◆ max_preivew_object

CriUint32 max_preivew_object

インゲームプレビュー用管理リソースの最大値

説明:
ここで指定する管理リソースはインゲームプレビュー時に ACB ハンドル1つに対し1つ消費されます。
同時に使用する ACB 数より大きな値を設定するようにしてください。

◆ communication_buffer_size

CriUint32 communication_buffer_size

通信用バッファサイズ

説明:
モニタライブラリとオーサリングツール間で行う通信に使用するバッファサイズを指定します。
バッファは送信用、受信用の2つがあり、それぞれ設定値の半分の拡張領域がさらに付加されます。
このため実際に必要なバッファサイズは設定値の3倍となります。

◆ additional_buffer

CriUintPtr additional_buffer

追加バッファ

説明:
TCP/IP接続以外の接続を行う等、通信バッファを外部から指定する必要がある場合に使用します。
特に指定がない場合は使用しません。

◆ additional_buffer_size

CriUint32 additional_buffer_size

追加バッファサイズ

説明:
外部指定の通信バッファサイズです。

◆ playback_position_update_interval

CriSint32 playback_position_update_interval

再生位置情報更新間隔

説明:
サーバ処理実行時に再生位置情報の送信処理を行う間隔を指定します。
playback_position_update_interval の値を変更することで、 サーバ処理の実行回数を変えることなく再生位置情報の送信頻度を下げることが可能です。

例えば、 playback_position_update_interval を 2 に設定すると、 サーバ処理 2 回に対し、 1 回だけ再生位置情報の送信が行われます。
(再生位置情報の送信頻度が 1/2 になります。)

この構造体詳解は次のファイルから抽出されました: