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AtomEndpointRack アセット

ADX機能にあるRender TypeをAtomEndpointRack アセットで指定することができます。 AtomAsrRack アセットと連携することで出力先を自由に変えることができます。

AtomAsrRackアセットは「コンテンツブラウザ」から「ADX Atom」→「Sound Renderer」→「Atom Endpoint Rack」で作成することができます。

AtomEndpointRack アセットの詳細画面


Sound Renderer

Sound Renderer Type

Windowsでは項目別に出力デバイスを選択できます。 VoiceとBGMで別デバイスに出力することも可能です。

各項目の出力デバイスは「Project Settings」の「CriWare」→「Windows」→「SoundRenderer」で指定できます。

注意
出力デバイスの種類は最大4つまでです(環境によって4つ未満になることもあり得ます)


BGMをスピーカーから出力し、Voiceはコントローラーから出力する場合

ここではスピーカーとHardware Device1、コントローラーとHardware Device2が対応しているとします。
上記の「Project Settings」の「Sound Renderer」で各項目を次のように設定します。

  • スピーカー:Hardware Device1
  • コントローラー:Hardware Device2

Cue毎に出力先を変えるにはCueの「AtomAsrRack アセットの説明記事」をもとに別のAsr Rackを指定してください。

BGMを出力先にするRackの設定方法

次の「AtomAsrRack」アセットと「AtomEndpointRack」アセットを作成します。


「BGM_Rack」アセットをダブルクリックし、グラフエディタ上に「BGM_Endpoint」をドラッグ&ドロップします。
また、二つのノードを接続し、「BGM_Endpoint」の詳細にある「Sound Renderer Type」を「BGM」に設定します。

「Voice」に関しても同様に「AtomAsrRack」アセットと「AtomEndpointRack」アセットを作成し、
操作の違いとして「AtomEndpointRack」の「Sound Renderer Type」を「Voice」にする点に注意してください。

EndpointSettings

EndpointSettingsアセットを指定します。 EndpointSettingsアセットの詳細はEndpointSettingsアセットの記事をご参照ください。

Atom Rack

AtomRack アセット」の「Atom Rack」で紹介した機能と同じものです。
Inputに接続された子のAtomAsrRackアセットの一覧が表示されます。