CRIWARE Unity Plugin Manual  Last Updated: 2024-04-24
どのシーンからでも実行可能

サンプル内容

概要

UnityEditor上でどのシーンからゲーム再生しても、サウンドが鳴るようにするためのサンプルです。

cri4u_samples_criatom_script04_main.png

操作方法

※UnityEditor上ならば、「ScriptSample04_TitleScene」「ScriptSample04_GameScene」のどちらからでも実行できます。
  • 画面右上の[change scene]ボタン
    ScriptSample04_TitleSceneとScriptSample04_GameSceneを相互に切り替えます。

シーン情報


ミドルウェア CRI ADX (CRI Atom)
サンプル Scriptサンプル:どのシーンからでも実行可能
格納場所 /cri/unity/samples/UnityProject/Assets/Scenes/criatom/script/ScriptSample04_OverSceneEverywhere/Scenes
シーンファイル ScriptSample04_TitleScene.unity
ScriptSample04_GameScene.unity
ADXデータのオリジナル データ:音楽の簡易クロスフェード


プログラムの解説

サンプル「 シーンを越えるサウンド制御 」を、任意のシーンから実行できるように変更したサンプルです。
規模の大きなゲームでシーン数が多くなった場合は毎回タイトル画面から実行では不便なので、この仕組みを入れておくことをオススメします。
手順の概要としては、シーンを越えて存在するオブジェクト群をプレハブ化して、各シーンに貼り付けるだけです。
プレハブ化は必須ではありませんが、例えば CRIWARE Library Initializer のオプション変更した場合などに全てのシーンに一括で変更が反映できるのでプレハブ化が便利です。

任意のシーンから実行開始できるようにするための手順

まず CRIWARE Library Initializer、CRIWARE Error Handler、CRIWARE、サウンドマネージャについて、 サンプル「 シーンを越えるサウンド制御 」の手順にあわせてシーンを越えるための設定をしておいてください。
以降の手順はサンプル「 シーンを越えるサウンド制御 」の状態から、任意のシーンから実行開始できるように変更するための説明です。

(1) ScriptSample04_TitleSceneを選択し、Hierarchyウインドウの CRIWARE Library Initializer、CRIWARE Error Handler、CRIWARE、ScriptSample04_SoundManager を Projectウインドウにひとつずつドラッグ&ドロップします。これでプレハブ状態になります。

cri4u_samples_criatom_script04_prefab.png

(2) GameSceneを選択します。
(3) Projectウインドウのプレハブ CRIWARE Library Initializer、CRIWARE Error Handler、CRIWARE、ScriptSample04_SoundManager を ScriptSample04_GameScene の Hierarchyウインドウにドラッグ&ドロップします。

cri4u_samples_criatom_script04_hierarchy.png
これだけで、ScriptSample04_TitleScene と ScriptSample04_GameScene のどちらからでも実行できるようになります。