ビート同期
「ビート同期」は、ビートタイミングに同期した再生制御を行うための機能です。
ビートタイミングは、キューの再生情報から算出します。
「ビート同期」を利用して、以下のような制御ができます。
- 楽曲から別の楽曲への遷移を、楽曲の小節のタイミングで行う
- 拍のタイミングでボリュームを変化させる
ビート同期による制御を行うには、以下の設定が必要です。
- 同期元となるキューに対して,「ビート同期トラック」と「ビート同期」を設定する
- 同期させたい処理をアクションとして用意する
現状では同期元と同期先を同一のプレーヤーにて再生する必要があります。
プレビューする際は、「単一プレーヤープレビュー」を有効にするか、セッションウィンドウをご使用ください。
[参考] ビートに同期する演出
同期元の選出について
ビート同期するためには、同期元となるキューの再生が必要です。
同期元となるキューが見つからない場合、同期先のアクションは即時に実行されます。
同期元候補となるキューが複数存在している場合、条件の一致する中で一番再生時間の長いキューが選出されます。
ビートの算出について
ビートは、ウェーブフォームリージョンの再生サンプル数情報をもとに算出します。
このため、ビート同期を設定したキューに、リージョンの空白期間やリージョンの途切れがあると、正確なタイミング算出が行えません。
ビート同期を設定するキューは、１トラックに１つのリージョンとなるように設定してください。