シーケンスループマーカー

シーケンスループマーカーは、タイムライン上に任意のループシーケンスを実現するマーカーです。
シーケンスループは複数設定することができ、任意のループ回数や無限ループを指定でき、複数のシーケンスループを設定することが可能です。
シーケンスループは入れ子設定が可能で、ループ開始位置の順で処理されます。

criatom_tools_atomcraft_sequence_loop_marker.png

シーケンスループの作成

操作 説明
タイムライン上のボタン[+]メニュー[マーカーの作成...] [マーカー追加]ダイアログを開き、各種項目を設定してシーケンスループを追加します。
キュートラック上 右クリックメニュー[マーカーの作成...] 同上。

マーカー追加ダイアログで「シーケンスループ」を選択します。 開始位置、終了位置、回数を指定します。

criatom_900_dialog_add_marker_loop.png

シーケンスループの位置はドラッグや右クリックメニューから変更することができます。

シーケンスループ内のリージョンの振る舞いについて

シーケンスループ時でもサブシーケンスやキューリンクなどを呼び出し、それぞれランダムやシーケンシャルといった再生が可能です。

シーケンスループはウェーブフォームリージョンの途中再生・停止はしません

ウェーブフォームリージョンの途中にループスタートがあっても、ウェーブフォームリージョン自体はループ再生されません。
ループ区間内にウェーブフォームリージョンの先頭がある場合のみ再生のトリガが行われます。

シーケンスループは発音重複の制御はしません

シーケンスループを抜けてもウェーブフォームリージョンの音は停止しません。ループ区間よりも長い音やループ波形は重なって再生されます。
発音を重ねたくない場合は別途ボイスリミットグループ やトラックのモノ再生機能(トラックMonoフラグ)などで発音制御をしてください。