シーケンスマーカーとは、タイムライン上に配置される特殊なシーケンス再生を行うためのオブジェクトです。
再生開始位置を変更したり、ループで繰り返し呼び出すことができます。
マーカーを使用すると、波形ファイルを様々な方法で再生することが出来ます。
例えば、ループ再生したい場合もマテリアルの波形ループを用いず、マーカーを用いてループをすることが可能です。
マーカーを使用してシーケンスレベルでループすると、ループのたびにランダマイズした音を鳴らすプロシージャルな環境音を実現したり、
ループするたびにランダムにピッチを変更したりといった再生をすることができます。
シーケンスマーカーには以下の種類があります。
項目 | 説明 |
---|---|
シーケンスループマーカー | ループ範囲を指定します。波形のループとは異なり指定したシーケンス区間をループします。 |
シーケンススタートマーカー | 指定した位置からシーケンスが開始します。シーケンスの途中から再生したい場合に使います。 |
シーケンスエンドマーカー | 指定した位置でシーケンスが終了します。途中で再生を止めたい場合に使います。 |
シーケンスコールバックマーカー | 指定した位置でシーケンスコールバックを発生させます。 |
REACT用エンドマーカー | REACT用シーケンスエンドを発生させます。REACTをキューの停止よりも先に終わらせたい場合に使用します。 |