Struct CriAtomDbas.Config
D-BAS作成パラメーター構造体
Inherited Members
Namespace: CriWare
Assembly: CriWare.CriAtom.dll
Syntax
[Serializable]
public struct CriAtomDbas.Config
Remarks
説明: CriAtomDbas(in Config, IntPtr, int) 関数の引数に指定する、D-BASの作成パラメーター構造体です。
注意: 将来的にメンバが増える可能性があるため、 SetDefaultConfig(out Config) メソッドを使用しない場合には、使用前に必ず構造体をゼロクリアしてください。 (構造体のメンバに不定値が入らないようご注意ください。)
Fields
identifier
D-BAS 識別子
Declaration
public uint identifier
Field Value
Type | Description |
---|---|
uint |
maxBps
最大ビットレート
Declaration
public int maxBps
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: ストリーミング全体における瞬間最大ビットレートを指定します。 この値には、アプリケーション全体を通して、 ストリーミング再生するデータの消費ビットレートのピーク値を設定してください。 オーディオだけでなく、Sofdec2で再生するムービーデータの消費ビットレートも加味する必要があります。 例えば、シーンAではオーディオデータを4本、シーンBではムービーデータを1本、ストリーミング再生するとします。 この時、オーディオデータ4本分の消費ビットレートよりもムービーデータ1本の消費ビットレートが大きい場合、 ムービーデータの消費ビットレートを設定してください。 つまり、アプリケーション全体を通して、最悪状態の消費ビットレートを想定した値を設定してください。
maxManaBps
CRI Mana側で再生する最大ビットレート
Declaration
public int maxManaBps
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: CRI Mana側で再生する瞬間最大ビットレートを指定します。 D-BASのメモリ使用量の計算では、max_bps からこの値を減じたビットレートを、 CRI Atomの最大ビットレートとして扱います。 CRI Mana側でストリーミング再生を行わない場合は 0 に設定してください。
maxManaStreams
CRI Mana側で再生する最大ストリーミング数
Declaration
public int maxManaStreams
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: CRI Mana側で再生する瞬間最大ストリーミング本数を指定します。 D-BASのメモリ使用量の計算では、max_streams からこの値を減じたストリーミング本数を、 CRI Atomの最大ストリーミング本数として扱います。 CRI Mana側でストリーミング再生を行わない場合は 0 に設定してください。
maxStreams
最大ストリーミング数
Declaration
public int maxStreams
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: D-BASで管理する瞬間最大ストリーミング本数を指定します。 オーディオだけでなく、Sofdec2で再生するムービーデータのストリーミング本数も加味する必要があります。 例えば、シーンAではオーディオデータを2本、 シーンBではオーディオデータを1本とムービーデータを2本、ストリーミング再生するとします。 この場合、瞬間最大ストリーミング本数はシーンBの3本を設定してください。 つまり、アプリケーション全体を通して、最悪状態のストリーミング本数を想定した値を設定してください。
numSecurementBuffers
1ストリームに割り当てる最低保証バッファー数
Declaration
public int numSecurementBuffers
Field Value
Type | Description |
---|---|
int |
Remarks
説明: 1ストリームに割り当てる最低保証バッファー数を指定します。単位は[個]です。 ADX内部ではバッファーをブロック単位で管理しているため、 ファイル終端やループ先頭等の半端なデータサイズに対しても、 バッファーブロックを1つ分割り当てます。 ワンショットのストリーミング再生では、 ダブルバッファリングでデータを読むだけの単純な処理であっても、 ストリームが途切れる事はありません。 一方、ループ付きデータの場合では、ループ終端のわずかなデータに1ブロック、 ループ先頭のわずかなデータにも1ブロックを使ってしまうと、 バッファリング済みのデータが極端に少ないにもかかわらず、 次のデータを読み込むバッファーが空かないためストリームが途切れてしまいます。 本パラメーターは、D-BASが確保するストリーミングバッファーサイズに影響を与えます。 音が途切れない事を十分に確認できていれば、 本パラメーターの下限値は MinimumNumSecurementBuffers です。