CRI ADX2
Last Updated: 2022-08-23 19:43 p
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音声圧縮コーデック
サポートする音声圧縮コーデック
本システムでは次の音声圧縮コーデックをサポートしています。
オリジナル音声コーデック
コーデック
説明
ADX圧縮
圧縮率が1/4程度の高音質低負荷なコーデック
HCA圧縮
圧縮率が最大1/16の高音質・高圧縮コーデック
HCA-MX圧縮
HCA-MX再生用に特殊なエンコードを行ったHCAデータ
※HCAを推奨音声圧縮コーデックとしています。
コーデックごとの特徴
ADXについて
ADXは超低負荷の音声圧縮コーデックです。
圧縮率はHCA等に比べ劣るものの、デコード処理が非常に軽いため、低負荷で大量の音声を発音可能です。
HCAについて
HCAは低負荷・高音質・高圧縮を目標に開発されました。
(mp3やAACといった汎用音声コーデックと同程度の圧縮率を実現しています。)
HCAはアルゴリズムがシンプルなため、汎用音声コーデックに比べ低負荷/省メモリです。
また、急激な負荷変動が発生しないよう設計されているため、特定のタイミングでアプリケーションの処理を阻害するといったことがありません。
HCAでエンコードを行う際には、音質(圧縮率)を5段階で指定可能です。
エンコード設定と圧縮率の関係については、「
HCAの圧縮率
」をご参照ください。
HCA-MXについて
HCA-MXは、HCAデータをミックスしてからデコードする
再生方式
の名称です。
通常の音声圧縮コーデックでは、10音鳴らすとCPU負荷が10倍になってしまいますが、HCA-MX方式の再生では2倍程度に抑えることができます。
音声データのフォーマットはHCAコーデックと同じですが、HCA-MX再生用にサンプリングレートやループ区間を変更してエンコードが行われます。
HCA-MX再生条件に合致しない音声データをエンコードした場合、エンコード時にサンプリングレートや再生ピッチが変更される可能性があります。
HCA-MX再生時には、音声データはミックスされてからデコードされます。
そのため、音声単位のフィルタ処理やピッチ変更、シームレス連結再生といった機能はHCA-MX再生時は利用できません。
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