CRI ADX  Last Updated: 2025-04-04 09:23 p
7.1.4ch

ここでは、7.1.4チャンネルの波形ファイルを使ったキューの作成とプレビューついて説明します。

  1. 7.1.4用の波形ファイルを扱うための事前準備
    1. チャンネル構成の設定
    2. ボイスプールの作成・設定
  2. 7.1.4用の波形ファイルを登録
  3. 7.1.4用のマテリアルをキューに登録

7.1.4用の波形ファイルを扱うための事前準備

チャンネル構成の設定

7.1.4chの再生を行うには、12chの波形ファイルを「7.1.4」のチャンネル構成として扱えるようにする必要があります。

プロジェクト設定から次のようにチャンネル構成(12ch)を 7.1.4ch に設定すると、12chの波形ファイルを7.1.4chのチャンネル構成として扱えるようになります。

項目 設定
7.1.4 チャンネル構成(12ch) を「7.1.4ch (L, R, C, LFE, Ls, Rs, Lb, Rb, Ltf, Rtf, Ltb, Rtb)」 に変更
覚え書き
波形ファイルのチャンネルが、「L, R, C, LFE, Lb, Rb, Ls, Rs, Ltf, Rtf, Ltb, Rtb」の並びの場合は、7.1.4ch (L, R, C, LFE, Lb, Rb, Ls, Rs, Ltf, Rtf, Ltb, Rtb)を設定します。

ボイスプールの作成・設定

チャンネル構成の設定 で、チャンネル構成(12ch)に「7.1.4ch」を設定すると、自動で7.1.4チャンネル用の ボイスプール を作成するためのダイアログが表示されます。
ボイスプールのパラメーターを設定して、OKをクリックすると、「_7_1_4」名のボイスプールが作成されます。

覚え書き
  • 初期のADXでは、9チャンネル以上を再生するための ボイスプール が用意されていません。
    7.1.4chの再生を行うには、12ch用のボイスプールを用意する必要があります。
  • 7.1.4chの再生は、HCAのみ対応しています。

7.1.4用の波形ファイルを登録

7.1.4用に使用する波形ファイル(WAV/AIFF)をマテリアルに登録します。
プロジェクトのチャンネル構成「チャンネル構成 12」に「7.1.4ch」が指定されていると、マテリアルのチャンネル構成が「7.1.4」の表示になります。

7.1.4用のマテリアルをキューに登録

登録した 7.1.4chのマテリアルをキューシートまたは、キューにドラッグ&ドロップして、7.1.4chを再生するキューを作成します。

ヘッドフォン環境でのプレビュー
ヘッドフォン環境で、7.1.4ch のプレビューを行う場合は、ソフトウェアバイノーラライザー の設定を行います。