IRリバーブで設定するパラメーターの定義です。
[詳解]
IRリバーブで設定するパラメーターの定義です。
- 参照
- criAtomExAsrRack_SetEffectParameter, criAtomExAsrRack_GetEffectParameter
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_DRY_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_DRY_GAIN (0) |
ドライ成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- ドライ成分のミックスゲインです。 このエフェクトを適用した音はドライ成分でもAtomのサーバー周波数1Vの遅延が発生します。 遅延がクリティカルな場合、このパラメーターを0に設定し別バスでドライ成分をミックスしてください。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_WET_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_WET_GAIN (1) |
ウェット成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- ウェット成分のミックスゲインです。 既に響いている残響を含め、エフェクトが出力する全てのウェット成分に適用されます。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_REVERB_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_REVERB_GAIN (2) |
残響のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 残響を生成する時に適用されるゲインです。 ウェットゲインと異なり、以降発生する残響にのみ適用されます。 既に響いてる残響には適用されません。IRの切替時に更新することで、IRごとの残響の厚みを調整できます。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_INPUT_SEPARATION_RATIO
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_INPUT_SEPARATION_RATIO (3) |
入力信号のステレオミックス時の左右分離度(0 ~ 1)
- 説明:
- 入力信号を畳み込みのためにステレオミックスする時、左右の分離度を指定します。 このパラメーターが0の場合、入力信号をモノラルミックスしてIRと畳込みを行います。 1の場合、入力信号の左成分(L, SL, SBL)と右成分(R, SR, SBR)をそれぞれステレオのLとRにミックスします。 モノラルIRに対しこのパラメーターが0の場合、左右に全く同じ残響が生成されることにご注意ください。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_FRONT_INPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_FRONT_INPUT_GAIN (4) |
入力信号のステレオミックス時のフロント成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 入力信号をステレオミックスするためのフロント成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CENTER_INPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CENTER_INPUT_GAIN (5) |
入力信号のステレオミックス時のセンター成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 入力信号をステレオミックスするためのセンター成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_INPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_INPUT_GAIN (6) |
入力信号のステレオミックス時のサラウンド成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 入力信号をステレオミックスするためのサラウンド成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_BACK_INPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_BACK_INPUT_GAIN (7) |
入力信号のステレオミックス時のサラウンドバック成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 入力信号をステレオミックスするためのサラウンドバック成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_FRONT_OUTPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_FRONT_OUTPUT_GAIN (8) |
ウェット成分のアップミックス時のフロント成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 生成されたステレオのウェット成分(残響)を入力信号と同じチャンネル数にミックスするためのフロント成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CENTER_OUTPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CENTER_OUTPUT_GAIN (9) |
ウェット成分のアップミックス時のセンター成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 生成されたステレオのウェット成分(残響)を入力信号と同じチャンネル数にミックスするためのセンター成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_OUTPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_OUTPUT_GAIN (10) |
ウェット成分のアップミックス時のサラウンド成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 生成されたステレオのウェット成分(残響)を入力信号と同じチャンネル数にミックスするためのサラウンド成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_BACK_OUTPUT_GAIN
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_SURROUND_BACK_OUTPUT_GAIN (11) |
ウェット成分のアップミックス時のサラウンドバック成分のゲイン(0 ~ 1)
- 説明:
- 生成されたステレオのウェット成分(残響)を入力信号と同じチャンネル数にミックスするためのサラウンドバック成分のゲインを指定します。
◆ CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CURRENT_IR_INDEX
#define CRIATOMEXASR_IR_REVERB_PARAMETER_CURRENT_IR_INDEX (12) |
IRのインデックス番号
- 説明:
- IRのリストから畳込みに用いるIRを指定するインデックス番号です。 範囲外のIRを指定した場合、0番目の指定します。 このパラメーターで指定したIRは新しい音の残響にのみ適用されます。 一度発音された音の残響は、残響が終わるまで発音時のIRが適用されます。