[CriAtom]Sound xRによるオブジェクトベースドオーディオ

サンプル内容

概要

Sound xR を利用したオブジェクトベースドオーディオによる立体音響のサンプルです。

操作方法

• [Play]ボタン
  
  • 移動する音源を1つ生成し、音声を再生します。押下するたびに音源が増えます
    
• [Stop All]ボタン
  
  • 音声をすべて停止し、音源オブジェクトをすべて削除します。
    
• [Disable Binauralizer / Enable Binauralizer]ボタン
  
  • 押下するたびにSound xRの有効/無効を切り替えます。
    
    

シーン情報

ミドルウェア	CRI ADX(CRI Atom)
サンプル	Expansionサンプル
格納場所	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/Scenes/criatom/expansion/SoundxR
シーンファイル	Scene_01_SoundxR_Preview.unity
ACFファイル	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/StreamingAssets/Object_Based_Audio_Project.acf
ACBファイル	/cri/unity/samples/UnityProject/Assets/StreamingAssets/Object_Based_Audio_CueSheet.acb

解説

Sound xR対応データの作成

このサンプルではSound xR対応のACF/ACBファイルを使用しています。
CRI AtomCraftでソフトウェアバイノーラライザとしてSound xRを設定してください。
詳細はツールマニュアルもご参照ください。

• https://game.criware.jp/manual/native/adx2/latest/criatom_tools_atomcraft_spatializer_software_binauralizer.html

CriSoundxRInitializerコンポーネントの配置/初期化設定

Sound xRを有効にするためには、Sound xRの初期化処理が必要となります。
本サンプルではシーン内にCriSoundxRInitiualizerコンポーネントを配置することで自動的に初期化を行っています。
プログラムから明示的に初期化を行う場合、Atomライブラリの初期化前にCriWare.CriSoundxR.RegisterInterface()を呼び出してください。

また、LibraryInitializerの追加設定も必要となります。
[Use Spatializer]を有効化することでバイノーラライザに対応した状態での初期化を行ってください。

• CRIWARE Library Initializer
  

バイノーラライザの有効/無効の切り替え

[Disable Binauralizer / Enable Binauralizer]ボタンでは CriWare.CriAtomExAsr.EnableBinauralizer を呼び出すことで、
Sound xRの有効/無効を切り替えています。
スピーカー出力の場合など、再生環境によってはバイノーラライザの効果を得られない場合があります。
このため、再生環境の情報やアプリ内でのユーザー設定をもとにバイノーラライザの有効/無効を切り替えることをおすすめします。