CRIWARE Unity Plugin Manual
Last Updated: 2024-12-05
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パラメータ | 説明 | デフォルト値 |
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Number of Loaders | 使用する CriWare.CriFsLoader ハンドルの数。 CriFsLoaderは通常のファイル読み込みに使います。 CRI Atomの機能を使用する場合は、Number of Loadersの値を最低でも1つ増やす必要があります。 | 16 |
Number of Binders | 使用する CriWare.CriFsBinder ハンドルの数。 CriFsBinderはフォルダやCPKファイル(専用パッキングファイル) からのファイル読み込みに使います。 また、一つのAWBファイルのロードにつき、一つバインダ数を増やしてください。(内部でバインダを一つ消費するため) | 8 |
Number of Installers | 使用する CriWare.CriFsInstaller ハンドルの数。 CriFsInstallerは書き込み可能な外部デバイス(HDDなど)へファイルをコピーするために使います。 Number of Installersを1増やす度に、メモリ確保量が 2KB程度増えます。 | 2 |
Install Buffer Size | CriWare.CriFsInstaller の設定です。 ファイルコピー時のバッファサイズをKiB単位で指定します。 | 4096 [KiB] |
Max Length of Path | 読み込みやインストール時に指定するパスの最大の長さを指定します。 HTTPリクエスト時のURLの最大長もこの数値に依存します。 終端文字も含めるため、実際に使用できる文字数は"本数値-1"となります。 | 256 [byte] |
User Agent String | HTTPリクエスト時のUser-Agent文字列です。最大255文字(255バイト)です。 | なし |
Minimize FD Usage | このチェックが有効な場合、プラグイン側でのファイルディスクリプタの使用を最小限で行うようになります。 ファイルディスクリプタの節約を行いたい場合に有効にしてください。ただし、有効にするとファイル読み込み性能が若干落ちる恐れがあります。 | 無効 |
Enable CRC Check | このチェックが有効な場合、CPKファイルのCRCチェックを行うようになります。 | 無効 |
Android Config | Android用コンフィグ | デフォルト値 |
Device Read Bitrate | Androidのデバイス読み込み速度設定です。 | 50000000 [bps] |
パラメータ | 説明 | デフォルト値 | ||||||||||||
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ACF File Name | デフォルトのACFファイルを指定します。 | なし | ||||||||||||
Max Virtual Voices | 最大バーチャルボイス数。 同時に発音制御を行うボイス数です。 Manaによる動画再生を行い同時に再生する動画の音声トラックが4を超える場合は、超えた音声トラック数分だけ本値を増やす必要があります。 | 32 | ||||||||||||
Max Voice Limit Groups | 最大ボイスリミットグループ数。 オーサリングツール上で作成したボイスリミットグループの数が、設定値を超える場合、ACFファイルのロードに失敗します。 | 32 | ||||||||||||
Max Parameter Blocks | 最大パラメータブロック数。 音声再生時にパラメータ管理を行うための領域の数です。不足した場合、再生するキューに対して 一部のパラメータが設定されないことになります。 | 1024 | ||||||||||||
Max Buses | 最大バス数。 音声処理で利用可能な最大バス数です。データで設定したバス数以上の値を設定してください。 | 8 | ||||||||||||
Max Categories | 最大カテゴリ数。 オーサリングツール上で作成したボイスリミットグループの数が、設定値を超える場合、ACFファイルのロードに失敗します。 | 32 | ||||||||||||
Max Aisacs | 最大AISAC数。 一つのキューに紐づけることができるAISACの最大数です。 指定可能な上限は55です。 | 8 | ||||||||||||
Max Bus Sends | 最大バスセンド数。 一つのボイスが同時にセンドすることができるバス数の最大数です。 指定可能な上限は32です。 | 8 | ||||||||||||
Max Sequence Events Per Frame | 1フレームに扱うシーケンスイベントの最大数。シーケンスコールバックイベントなどを、設定値分だけ扱います。 同時に複数のイベントが発生するなどして取りこぼしが発生する場合は、設定値を増やしてください。 | 2 | ||||||||||||
Max Beat Sync Callbacks Per Frame | 1フレームに扱うビート同期コールバックの最大数。ビート同期コールバックなどを、設定値分だけ扱います。 同時に複数のコールバックが発生するなどして取りこぼしが発生する場合は、設定値を増やしてください。 | 1 | ||||||||||||
Max Cue Link Callbacks Per Frame | 1フレームに扱うキューリンクコールバックの最大数。キューリンクコールバックなどを、設定値分だけ扱います。 同時に複数のコールバックが発生するなどして取りこぼしが発生する場合は、設定値を増やしてください。 | 1 | ||||||||||||
Categories per Playback | 再生単位でのカテゴリ参照数。 データ側で設定したキューの参照カテゴリ数が設定値を超える場合、ACFのロードに失敗します。 | 4 | ||||||||||||
Max Faders | 最大フェーダー数。 Atomライブラリ内で使用するフェーダーの上限値を設定します。 ここで設定し、初期化時に確保したフェーダーはTrackTransitionBySelectorデータ再生時にライブラリ内部で使用します。 | 4 | ||||||||||||
Max Pitch | ピッチ変更の上限値。 音声のピッチ変更を行う場合の、変更幅の上限値を設定します。 | 2400 | ||||||||||||
Sampling Rate | 出力サンプリングレート。 HCA-MXデータ使用時は、データのサンプリングレートと同じレートを指定する必要があります。 0(デフォルト値)の場合、ほぼすべてのプラットフォームで48kHzとなります。 | 0 | ||||||||||||
Server Frequency | CRI Atomのサーバ処理の動作周波数。 サーバ処理では、発音リクエスト処理、パラメータ更新、音声データのデコードと出力を行います。 | 60 [Hz] | ||||||||||||
ASR Output Mode | [Auto]の場合、[ASR Output Channels]で指定したチャンネル数に合わせて自動的に決定されます。 [ASR Output Channels]が8chの場合など、チャンネル数からASR出力モードが一意に定まらない場合は 本設定値を明示的に指定することをおすすめします。 | Auto | ||||||||||||
ASR Output Channels | [Default]の場合、プラットフォームがサポートする最大チャンネル数で出力を行います。 | Default | ||||||||||||
Use Time For Seed | 音声の各種ランダム再生時に使用する乱数種に時刻を使用するかどうかを指定します。 使用しない場合、乱数種は固定になります。 | 使用する | ||||||||||||
In Game Preview | インゲームプレビュー機能を使用するかどうかを指定します。 Disable, Enable, Follow Build Setting のいずれかから選択します。 Follow Build Setting の場合はエディタービルド設定が Development Build のときのみインゲームプレビューを有効にします。 ※一部の機種では非対応です。
| Disable | ||||||||||||
Use Spatializer | Spatializerの初期化を行うか 有効化するとASRからの出力をバイノーライザに通してステレオとして出力します。 | 無効 | ||||||||||||
Keep Playing Sound On Pause | Editor 実行中に Pause を押した時などで Unity がポーズ状態へ遷移した際、Atom の音声出力も一時停止させるか。 | 一時停止しない | ||||||||||||
Enable SonicSYNC | SonicSYNC を有効にするか(プラットフォーム共通) iOS, Androidでは機種固有のフラグでSonicSYNCの有効化を管理します。 各機種固有の初期化コンフィグを確認してください。 | 有効 | ||||||||||||
Standard Voice Pool Config | 標準ボイスプール用コンフィグ: 標準ボイスはADXデータとHCAデータを再生することができます。
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HCA-MX Voice Pool Config | HCA-MXボイスプール用コンフィグ: HCA-MXボイスはHCA-MXデータを再生することができます。
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Editor Config | Unity Editor用コンフィグ | デフォルト値 | ||||||||||||
Enable User PCM Out Mode | ユーザPCM出力モードえで初期化を行うか。 本フラグを有効にした場合、Atomライブラリは音声出力を行いません。 内部で定期的にPCMデータを出力バッファから捨てるようになります。 録音など、音声出力の流量を制御しつつバッファを出力したい場合に有効にしてください。 | 無効 | ||||||||||||
PCM Buffer Length | ユーザーPCM出力モード有効時の出力バッファ長です。 | 4096 [サンプル] | ||||||||||||
PC Config | Windows用コンフィグ | デフォルト値 | ||||||||||||
Buffering Time | 出力バッファリング時間。 | 0 | ||||||||||||
Microsoft Spatial Sound | Microsoft Spatial Sound有効フラグ。 Windows互換レイヤー等、一部機能が不足している環境で無効化が必要な場合があります。 基本的には有効とすることをおすすめします。 | 有効 | ||||||||||||
Linux Config | Linux用コンフィグ | デフォルト値 | ||||||||||||
Sound Output | サウンド出力としてどのシステムを利用するか。 デフォルト(PulseAudio)/PulseAudio/ALSAから選択します。 | PulseAudio | ||||||||||||
PulseAudio Latency | PulseAudio出力時のレイテンシー設定(単位:マイクロ秒)です。 実行時に音途切れが発生する場合、本設定値を大きくすることで回避できます。 デフォルト設定はサーバー周波数が60Hzの場合を想定した値になっています。 低いサーバー周波数で初期化する場合、本設定値を大きくする必要があります。 | 60000(60ミリ秒) | ||||||||||||
iOS Config | iOS用コンフィグ | デフォルト値 | ||||||||||||
Enable SonicSYNC | SonicSYNC を有効にします。 | 有効 | ||||||||||||
Buffering Time | バッファサイズ (msec単位での指定) iOS端末で音声が途切れる場合このサイズを増やします。また、レイテンシを短くする場合にこのサイズを減らします。 | 50 [msec] | ||||||||||||
Override iPod Music | iPodで音が再生されている場合に、iPodを停止するかを制御。 同様の設定がUnityのiOS固有設定にありますが、Atomライブラリを使用する場合は常にAtomライブラリの設定が使用されます。 | 停止させない | ||||||||||||
Android Config | Android用コンフィグ | デフォルト値 | ||||||||||||
Enable SonicSYNC | SonicSYNC を有効にします。 | 有効 | ||||||||||||
Buffering Time | ASR(通常再生)のバッファサイズ (msec単位での指定) | 133 [msec] | ||||||||||||
Start Buf Time | NSR(低遅延再生)の再生開始バッファサイズ (msec単位での指定) | 100 [msec] | ||||||||||||
Low Latency Standard Voice Pool Config | 低遅延再生用の標準ボイスプール設定
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Use Android Fast Mixer | Android Fast Mixerを有効化するか。 有効な場合、内部でのリサンプリングにより、より低遅延な音声再生を行います。 | 有効 | ||||||||||||
Use Asr For Default Playback | デフォルトの音声再生を非低遅延再生で行うか。 有効な場合、低遅延再生を有効にしていないプレーヤでは、明示的に非低遅延再生を行います。 | 有効 | ||||||||||||
[Beta] Use AAudio | Android 8以降の端末でAAudioによる音声再生を有効化するか。 有効な場合、対応端末ではより低遅延な音声再生が可能になります。 本機能はベータ版で、音声再生に関連して意図しない挙動が発生する可能性があります。 | 無効 | ||||||||||||
Stream Type | 出力音声ストリームタイプ。 Android OSにおける出力音声ストリームタイプを指定します。 SonicSYNCが有効な場合のみ、設定が有効となります。 | Music(Default) | ||||||||||||
WebGL Config | WebGL用コンフィグ | |||||||||||||
WebAudio Voice Pool Config | WebAudio用の標準ボイスプール設定: WebAudioボイスはAACデータを再生することができます。
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パラメータ | 説明 | デフォルト値 |
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Number Of Decoders | 同時に使用するプレーヤーハンドルの最大数 ムービ再生数1つにつき、プレーヤーハンドルとCriFsLoaderハンドルが各々一つ必要です。 Number Of Decodersの値を1つ増やす場合、[File System Config]グループのNumber of Loadersの値も1つ増やしてください。 ここで注意すべきなのは、アルファムービを再生する場合には、デコーダーを2つ使用するということです。 | 8 |
Number Of Max Entries | 連結再生機能を使用する場合、プレーヤーハンドルに同時に登録できるムービの総数。 すべてのプレーヤハンドルで共有されます。 | 4 |
WebGL Config | WebGL用コンフィグ | デフォルト値 |
WebWorker Path | 実行時にsofdec2.worker.jsが配置されているディレクトリパスを指定します。 sofdec2.worker.jsは、ビルド時にStreamingAssetsに生成されます。 | StreamingAssets |
Heap Size | 動画再生に使用するヒープ領域のサイズを指定します。 | 32[MiB] |