1.プロジェクトを登録する

CRI Atom Craftのプロジェクトを新規に作成し、リポジトリに登録します。(「インポート」)


(1) 新規プロジェクトの作成

CRI Atom Craftのプロジェクトを新規に作成します。

(1-1) CRI Atom Craftを起動する

[CriAtomCraft.app]または[CriAtomCraft.exe]を選び、ツールを起動します。

(1-2) 新規プロジェクトの作成

[ファイル]メニューの[プロジェクトの新規作成]を選択します。

craftv2_vcs_tutorial_newProj_dlg.png
プロジェクトの新規作成ダイアログ
  • プロジェクト名

ここではプロジェクト名を「NewProject1」とします。

  • プロジェクトルートパス

プロジェクトの保存先を指定します。
ここで指定したフォルダー以下に、プロジェクトファイル、ワークユニットファイル、マテリアルなどが保存されます。

(1-3) ワークユニットの作成

新規プロジェクトを作成すると、自動的に[ワークユニットの追加]ダイアログが表示されます。
ここで、これからの編集作業のベースとなるワークユニットを作成します。

craftv2_vcs_tutorial_addWrku_dlg.png
ワークユニットの追加ダイアログ


  • ワークユニット名

ここでは「WorkUnit_0」のままとします。

  • デフォルトバスマップ

このまま「BusMap_Default」にします。

  • マテリアルを個別管理

チェックしたままにします。
チェックされている場合、マテリアルはワークユニット単位で個別に管理されます。

(1-4) キューシートの作成、キューの追加

プロジェクトを新規に作成すると、キューシート[CueSheet_0]があらかじめ作成されています。
このキューシートに波形ファイルをドロップして、キューを追加します。

波形ファイルをドロップすると、キューシートにキューが追加されます。

(1-5) プロジェクトの保存

ここでプロジェクトを保存し、一度CRI Atom Craftを終了します。
プロジェクトを保存するには、[ファイル]メニューから[プロジェクト(全てのファイル)の保存]を選択します。

craftv2_vcs_tutorial_saveProj.png


(2) プロジェクトのリポジトリへの登録

作成したプロジェクトをリポジトリへ登録します。

覚え書き
リポジトリの作成手順の詳細ついては、「 Subversionリポジトリのセットアップ 」を参照してください。

(2-1) インポートコマンドの実行

ターミナルまたはコマンドプロンプトでCRI Atom Craftプロジェクトのフォルダーへ移動し、下記コマンドを実行します。

svn import -m "import new project" ./ svn://your.host.name/repo1/NewProject1
  • "-m"オプション
    • コメントを記載します。
  • "./"
    • プロジェクトのフォルダーを指定します。
  • "svn://..."
    • SVNサーバーを指定します。

これでCRI Atom Craftのプロジェクトがリポジトリに登録されました。

覚え書き
Windowsの場合、TortoiseSVNなどのクライアントツールからもインポートを実行できます。
プロジェクトルートフォルダー下には以下のファイルも作成されますが、これらはリポジトリに登録する必要はありません。
あらかじめ削除しておいてください。
  • ユーザー設定ファイル(.user_settingsファイル, .atmcuserファイル)
  • キャッシュファイル(NewProject_Cacheフォルダー)
  • 出力ファイル(PCフォルダー)
  • バックアップファイル(NewProject_Backupフォルダー)