トラブルシューティング

スクリプトを実行すると「有効なツール内スクリプトプラグインがありません」と表示される

実行環境の準備 」を参照し、環境の準備ができているかご確認ください。

  • Python3 をインストールしているか?
    • 特に、Windows の場合は 64bit 版が必要であることに注意してください。
  • Windows の場合、環境変数を指定しているか?
    • ユーザー環境変数に指定した場合、一度ログオフをしてから再試行することで適用されることがあります。
    • 環境変数 PATH に追加されていることを確認するためには where python を実行します。
  • Mac で Homebrew などを使用して Python3 を入手した場合、パス情報の変更を行っているか?

使用中の Python のバージョンがわからない

Windows の場合、コマンドプロンプトから python --version を実行します。
Mac の場合、ターミナルから python3 --version を実行します。
(これらのコマンドは、環境によっては異なる可能性があります。)

ユーザー変数でオブジェクトを指定できない

スクリプトに下記の行が無い場合は追加してください。

import cri.atomcraft.project

set_value を繰り返し指定をすれば成功するが set_values で一度に指定すると失敗する

set_values は連想配列を使用します。
実行順序は記載順になるとは限りません。
このため、パラメーターの設定順序が重要になる場合は set_values を使用して一度に指定することはできません。
詳細は set_values を参照してください。

get_child_object などのオブジェクト取得関数で、該当オブジェクトが見つからない場合も succeed キーが「True」になる

モジュールに定義されている関数の戻り値の succeed キーは、関数自体が正常に処理されたかを表すキーで、引数が不正など関数実行に問題が合った場合に「False」を返します。
get_child_object などのオブジェクト取得関数では、該当オブジェクトが見つからない場合も、正常系動作として扱うようになっています。
そのため、該当オブジェクトが見つからなかった場合も、succeed キーには、「True」が格納されます。

オブジェクトが取得できたかについては、以下の例のように、data キーの内容で判定を行ってください。

response = cri.atomcraft.project.get_child_object(parent, "Cue", "se")
if not response["data"]
print("child object was not found.")